キャッチ・アンド・キル

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キャッチ・アンド・キル

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  • サイズ 46判/ページ数 493p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163915265
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ハリウッドのセクハラスキャンダルをスクープ。政界・司法界に及ぶ米国の巨大な闇を暴いた。著者は30歳でピューリッツァー賞受賞。

内容説明

ハリウッド大御所プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性的虐待疑惑を追いかける若手テレビ記者ローナン・ファロー。調査の先に浮かび上がってきたのは、メディア界・政界・司法界による“悪の三位一体”だった。スパイたちの暗躍、大手メディアの裏切り。各界トップのクビが飛び、大統領をも巻き込んだ。―キャッチ・アンド・キル(捕えて殺す)とは何か。

目次

1 毒の谷(トランプ動画;誘い ほか)
2 白鯨(ひよっこ;妨害工作 ほか)
3 スパイ軍団(ファカクタ;飲料ボトル ほか)
4 スリーパー(説教;隠し立て ほか)
5 決裂(共犯者;アクシオム ほか)

著者等紹介

ファロー,ローナン[ファロー,ローナン] [Farrow,Ronan]
ピューリッツァー賞受賞作家。イェール大学法科大学院修了。ローズ奨学生としてオックスフォード大学に進み、政治学で博士号を取得。ニューヨーカー誌に発表した記事でピューリッツァー賞はじめ、The National Magazine Award、The George Polk Awardなど権威ある賞を多数受賞。MSNBCとNBCニュースのアンカー、調査報道記者を務めていた当時は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、ロサンゼルス・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙にも寄稿。アフガニスタン・パキスタン担当の国務省スタッフを務めた経験も持つ。タイム誌の「最も影響力のある100人」、GQ誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた。ニューヨーク在住

関美和[セキミワ]
翻訳家。MPower Partners Fundゼネラル・パートナー。慶應義塾大学文学部・法学部卒業。電通、スミス・バーニー勤務後、ハーバード・ビジネス・スクールにてMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行、クレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を経て翻訳家に。アジア女子大学(バングラデシュ)支援財団理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

182
ピューリッツァー賞受賞作という事で読みました。ハリウッドの大物プロデューサーの性暴力に関するスリリングなノンフィクション、想定の範囲内ですが、興味深く読みました。本書が#MeToo運動に繋がっていくんですね。米国は日本に比し、女性の権利が進んでいると思いますが、まだまだ差別大国から脱していません。著者がミア・ファローとウディ・アレンの子供だとは知りませんでしたが、写真をよく見るとミア・ファローに似ています。 https://books.bunshun.jp/articles/-/7204?ud_book2022/06/25

セロリ

42
ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインは、権力と金で女性を食いものにし隠蔽してきた。それを丹念な取材で明らかにしたローナン・ファローの調査報道をまとめた本だ。登場人物が多く、しかも全員カタカナで、馴染みのない会社名ばかり。にも関わらず、この内容に圧倒され猛烈に憤り、勇気ある女性たちや諦めなかったジャーナリストたちに、心の中で声援と喝采を送っていた。大物プロデューサーの性加害の隠蔽は、マスコミによる隠蔽でもある。権力を持つ男性らが性加害で連帯していることを見せつけられた。とても悔しい。2022/10/25

つーこ

42
コイツ、マジか。金と権力と圧力を振りかざし、何十年も性犯罪を繰り返した上、もみ消しや陥れを図る卑怯者。こんなモンスターがいるとは!と驚いたが、何がいちばん驚いたって、モンスターが次々現れたってことだ。たった1人の犯罪を記事にするだけでこれだけ大変だったのだから、同じようなモンスターを全員吊るし上げるのはとても大変なことだろうけど、モンスターたちはその夜初めて震えて眠っただろうと思うと、溜飲が下がる思いだ。その後、この事件はどうなったんだろう。続きも知りたい。2022/08/22

まると

23
ハリウッドで横行していた大御所プロデューサーによるレイプ犯罪は実におぞましいものだが、キャッチ・アンド・キル(捕まえて殺す)の本当の意味はそこではなかった。権力を持つ連中による組織的なもみ消し工作はマフィア顔負けで、著者が所属したNBC(米三大ネットワークの一つ)の絶望的な腐りようには驚愕した。そんな中でも、著者のように正義感を持って彼らの悪行に立ち向かう人たちが少なからずいたことに救いを感じる。何より更なる犠牲者を生むまいと、トラウマを乗り越え、危険を顧みずに告発に応じた女性たちの勇気に敬意を表したい。2023/08/12

DEE

18
内容が内容なだけに、現実と本の感想とは明確に分けたい。 #MeTooの発端となったハリウッドの大物プロデューサーのワインハウスによる数々の性的虐待。巨額の示談金と業界からの抹殺という脅迫を武器に長年やりたい放題やってきた。その被害者の声を丹念に集め、自らも身の危険とキャリア喪失のリスクを負いながらも、被害女性たちと戦った著者。こんなことが許されていいわけがないし、男女平等なんて永遠に不可能と思えるくらいおぞましい内容。見てみぬふりしていた周囲も同罪だと思う。一気読みしてしまった、あまりにも衝撃的な本。2022/08/28

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