出版社内容情報
50代半ば、キッチン改装で見つめた心晴れやかな暮らし方、おいしく&お役立ちな88のお話。人気料理家による最新エッセイ集!
内容説明
自分らしく無理せず、命を無駄なく使い、毎日を機嫌よく!50代半ば、キッチン改装で見つめた心成れやかな暮らし方、88のおいしく&お役立ちなおはなし。『あてなよる』『きょうの料理』で人気の料理研究家・最新エッセイ集!
目次
1章 キッチンを幸せな場に
2章 わたしの日常茶呑みめし
3章 京町家のアトリエキッチン
4章 感度をあげて、料理を楽しむ
5章 整える、巡らせる、生かす
6章 ゆるめたり、ときめいたり
著者等紹介
大原千鶴[オオハラチズル]
奥京都・花脊の料理旅館「美山荘」に生まれる。山里の自然に囲まれて育ち、小学生の頃からまかない料理を任され、腕と五感を磨く。二男一女の母として家庭を切り盛りし、料理研究家としてテレビや雑誌、講演など広く活躍。季節の素材を生かした和食は、美しくおいしいだけでなく、合理的でつくりやすいと評判に。レシピに加え、テレビなどで知られるチャーミングな人柄に世代を超えてファンが多い。第3回京都和食文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんぽぽ
17
本屋さんで大原さんの本を見つけて、初めて読んでから十数年、ずっとおいかけている料理家さんです。 TVでも活躍されるようになって、ここ最近のご活躍は目覚ましい。 今度はエッセイですね。楽しく読みました。 リフォームされたキッチンが素敵すぎ。 2022/04/01
Acha
7
肩肘張らない、大原さんのコロコロと笑う声が聞こえてくるような語り口。Mな私にはほんわかすぎて師匠要素は薄いが、難しく気張らんくてもええのよええのよ、という柔らかさはそれはそれで良い。こんな女将さんのいるカウンターで料理ネタをあてに呑めたら…と妄想を愉しんだ。2023/08/08
ganesha
6
京都在住の料理研究家によるキッチン周り、日常のごはん、生活のことなどを綴ったエッセイ。巻末にレシピもいくつか。夜遅くの翌日の弁当依頼とイギリスでの「おいしい顔」が印象に残った。美術館でじっくり観た作品を「わかったふうにして数日経つとあまり覚えてなかったりもする」とあっけらかんと書かれているところに親近感を覚えつつ読了。2022/07/25
だるちゃん
4
大原千鶴先生のレシピが好きで、どんなお人柄なのかしらと手に取る。ところどころに冗談を交えていて、お茶目な印象を持った。先生のように、食べた人を笑顔にできる料理を作れる人になりたいなとさらに憧れと親近感が増しました。2022/06/24
すのーまん
3
大原さんめっちゃ好きー!お綺麗でお茶目でほんわかしててそれでいて一本筋が通ってキリッとされてる。弟子にしてほしい。いや、大原さんちの子どもになりたいです。あてなよるのあのカウンターでもてなされたいという妄想でいっぱいです。2022/04/23