出版社内容情報
銀座のクラブでの放火殺人が発生。捜査を進めるなかで、背後に政治家である父の存在が浮上する。破滅するのは父か、刑事自身なのか。
内容説明
銀座の高級クラブで放火事件が発生。オーナーと容疑者の女が命を失った。警視庁捜査一課の刑事・滝上亮司が、捜査を進めると、背後に政治家である父の存在が浮かび上がってきた。かつて父を憎み、故郷を捨てた刑事は、封印した「汚れた過去」と向き合わざるを得なくなる。この事件は、父を失墜させるのか、自らの破滅を招くのか。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年『8年』で第十三回小説すばる新人賞を受賞。2021年に作家デビュー二十周年を迎えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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