内容説明
Zoom飲み会にYouTubeデビュー。芸能ニュースだってもちろん見逃さない。世界中が混乱した前代未聞の年にマリコは何を語るのか?特別な年の特別な一冊。
目次
取り越し苦労
今年こそ
人気の職業
いったいどこに?
不倫は大麻?
大陸的
国を越えて
文楽のあとで
本当にいるんだ
ややこしい〔ほか〕
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第九四回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第八回柴田錬二郎賞、98年「みんなの秘密」で第三二回吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で第二〇回島清恋愛文学賞を受賞。『西郷どん!』が二〇一八年のNHK大河ドラマに。同年紫綬褒章受章。2020年には週刊文春での連載エッセイが、「同一雑誌におけるエッセーの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定。同年菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
257
林 真理子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。ギネス新記録更新中の「週刊文春」の人気ご長寿連載エッセイもついに32巻となりました。グルメ三昧の流石の林 真理子もコロナ禍では、多少自粛モードのようです(笑) しかし、こんなにもマスクを集め、供給しているとは。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639133912021/04/14
いつでも母さん
185
コロナ禍でも面白いのは変わらない真理子さんの一年間。ご主人の小言も健在(笑)毎日少しずつ読んだが、これからもパワフルマリコのままで行って欲しい。今年は経済を回せると良いのだけれど…と収束の兆しも見えぬままですが(汗)2021/04/19
sayuri
90
『週刊文春』に2020年1月~2021年1月まで連載されたものを纏めたエッセイ集。コロナ禍真っ只中のマリコさんの日常が綴られている。外出自粛要請が発令されてもエネルギッシュなマリコさん。ステイホームを自分らしく楽しまれているよう。Zoom飲み会にYouTubeデビュー、次々芽生えるその好奇心に自分も刺激される。個人的にツボなのは、ちょいちょい登場する旦那さん。小言に説教、家庭内のそのやり取りを想像すると笑えて来る。「不倫は大麻?」には共感。悪い事をしたとは言え、匿名性を利用したネットの一斉攻撃は辟易する。2021/03/31
美登利
89
コロナの文字さえ見ない2019年の終盤の話題は直下型地震のことだった。真理子さんの日常も大幅に変わってしまい、有名人は特に行動が監視されているような状態で仕事にならなくて尚さら大変だ。自粛でこれまでの生活を見直すことが出来、その中に楽しみを見出すのはさすが真理子さんだと思う。私は全然見直せず、むしろいい加減になってる気がするよ。電車内で本を読む人が少し増え嬉しいと書いてあり、下降気味の私は…(反省)。老いは先のこと、中途半端な年代だからもう少し我慢しようと言い合う阿川佐和子さんとの対談もとても良かった! 2021/05/08
ヒデミン@もも
52
週刊文春は大好物。毎週はムリだけど、ほとんど読んでるこの連載エッセイ。ルンルン以来のファンである林真理子さん、この連載はギネス世界記録認定。おめでとうございます。様々な賞を受賞されて、母校の大学学長に。すっかり遠くなってしまったマリコ様。この文春のエッセイとananのエッセイを読むと相変わらずで安心。巻末の阿川佐和子さんとの対談も良かった。読んだはずだけど忘れてたし。これからも見届けます。2023/03/24
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