内容説明
セーラー服を着ていた。30歳で死のうと思っていた。そんな僕に、こんな未来が訪れるなんて。父として、LGBTQムーブメントのリーダーとして―仕事、恋愛、家族など社会の「普通」を問い直すフミノの奮闘記。
目次
第1章 彼女のこと(初対面は覚えていない;初デートではしご酒 ほか)
第2章 親のこと、活動のこと(ご両親の猛反対;時間が解決してくれないこと ほか)
第3章 東京レインボープライド(偶然か、必然か;ゴールデンウィークをレインボーに! ほか)
第4章 同性パートナーシップ条例(なぜ渋谷区だったのか?;新二丁目計画@神宮前二丁目 ほか)
第5章 ファミリーのこと(子どもを持つ、という選択肢;「一緒にいます」宣言 ほか)
著者等紹介
杉山文野[スギヤマフミノ]
1981年東京都新宿区生まれ。トランスジェンダー。フェンシング元女子日本代表。早稲田大学大学院でセクシュアリティを中心に研究し、2006年『ダブルハッピネス』(講談社)を出版。卒業後は2年をかけて、世界約50カ国と南極をバックパッカーとして巡る。帰国後、一般企業に約3年勤めた後独立。飲食店の経営をしながら、講演活動などLGBTQの啓発活動を行う。日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ条例制定にも関わり、渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員やNPO法人東京レインボープライド共同代表理事を務める。小説『ヒゲとナプキン』(乙武洋匡著、小学館)の主人公のモデルでもある。2018年、親友から精子提供を受け、パートナーとの間に1児をもうける。現在は親友を交えた3人で子育てに奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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