出版社内容情報
シリーズ累計150万部突破!
「八咫烏シリーズ」第2部、ついに刊行開始
「この山を売ってはならない理由が分かるまで、売ってはいけない」
資産家である養父の奇妙な遺言とともに、ある「山」の権利を相続した安原はじめ。その途端、彼のもとに「山を売ってほしい」という依頼が次々と舞い込み始める。この山には一体、何が隠されているのか? その答えを知っていると囁く美女に誘われ、山の内部に入ったはじめは、そこで信じられないものを目にする――。
舞台は東京から、八咫烏たちが住む異界「山内」へ。猿との大戦(『弥栄の烏』)より20年の時を経て、いま再び物語が動き始める。
動乱の時代を生き抜いた八咫烏たちの今。そして新たなる世代の台頭。第1部以上のスケールを持っておくる傑作異世界ファンタジーです。
内容説明
「あのお方は慈悲深い」誰もが称えた。同じ笑顔で。大戦から20年後の山内―八咫烏シリーズ、衝撃の新章スタート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kou
328
待ちに待った第2部開幕!そして、やっぱり読むのが止められなくなる面白さ。登場人物が、全員が黒幕に見えてくる、この感覚・・・懐かしい(笑)。ただ所々、設定が思い出せない箇所が・・・。次の巻が出るまでに、第1部を読み直さなければ!早く続きが読みたくて仕方ない。2020/09/12
みっちゃん
175
いよいよ第二部始動だ。シリーズ第一作を読んだ時は、まさかこんな風に現実世界と繋がっているなんて、想像もしていなかったよ。それにしても雪哉、どうなってるの⁉️若い時から憎まれ役をかってでる、みたいな面はあったと思うけどこれはあまりにも…そして「年若い金烏」って!奈月彦はまさかの…(◎-◎;)2020/12/14
初美マリン
165
第二部開始、山内は雪哉が支配していた。騙し騙され何が真実かなぞばかり、ゆっくり読んでいきます。2020/09/30
ぽんすけ
145
八咫烏の第二期スタートだとわくわくしながら読み始めたがすぐに又びっくり。この作者さん時系列をぶっ飛ばす書き方が好きなんだろうか。前作から軽く云十年経っていて雪哉がブラックイケオジになっておりました。いや好きですけど。こういう黒い感じ好みではあるんですが、あの人とかあの人とか一体どうなってしまったんでしょうか。ものすごく気になる。雪哉が感情を一切排した冷酷マシーンみたいになってるのも、そこら辺が関係してるんだろうけどこの巻では具体的な所が分からなかった。あとはじめちゃん、いい味だしてる。人間代表で頑張って!2022/11/14
やっと目が覚めた
121
養父から山を相続したはじめは、山を売ってくれと数人から請われる。そして幽霊に誘われて、山内へ・・・ 衣食住足りてれば幸せ?個々の幸せ追及には、自助努力の余地を残して貰いたいと思うのは、贅沢なのかなぁ。ところで、雪哉に任せて金烏は何をしてるの?と思った。まぁ何かしら働いてるんでしょうけど(じっとしてるとは思えない)それと頼斗のビジュアルが見たいです♥2020/11/02