出版社内容情報
未曾有のパンデミックはなぜ起きたのか?過去のウイルスと何が違うのか?ワクチンはいつ実用化されるのか?について第一人者が解説。
内容説明
冬に来る第2波はさらに強毒化するのか?ワクチンはいつ開発されるのか?終息はいつなのか?…国際ウイルス学会会長、東大医科研ウイルス感染分野教授など要職を歴任。“世界的権威”による正しい新型コロナウイルス情報―。
目次
第1章 新型コロナウイルス研究最前線(ウイルスは戦わない;ワクチンはいつ実用化されるのか?;特効薬とワクチンをいかに開発するか ほか)
第2章 ウイルスと共に生きる(無闇に恐れる必要はない;新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスはどう違う?;パンデミック宣言はなぜ遅れたのか ほか)
第3章 ウイルスと私(動物好き少年からウイルス研究者へ;ウイルスの人工合成に成功;エボラウイルスを制圧するために ほか)
著者等紹介
河岡義裕[カワオカヨシヒロ]
1955年生まれ。兵庫県出身。獣医学博士。北海道大学大学院獣医学研究科修士課程修了。米国ウイスコンシン大学獣医学部教授ならびに東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長。ロベルト・コッホ賞、野口英世記念医学賞、紫綬褒章、日本学士院賞。米国科学アカデミー外国人会員
河合香織[カワイカオリ]
1974年生まれ。ノンフィクション作家。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒業。09年『ウスケボーイズ―日本ワインの革命児たち』で小学館ノンフィクション大賞受賞。19年『選べなかった命―出生前診断の誤診で生まれた子』で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。