文豪春秋

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文豪春秋

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163912141
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0079

出版社内容情報

「芥川賞を私に下さい」と選考委員の佐藤春夫に手紙を出した太宰治。中原中也と小林秀雄のある女性をめぐる三角関係。谷崎潤一郎の「細君譲渡事件」……教科書に載るような文豪たちも、実生活ではワイドショー顔負けの様々な事件を起こしていた。それらを文藝春秋創業者・菊池寛がこっそり教える漫画版文壇事件簿。漫画に描くのは、『有名すぎる文学作品をだいたい10ページぐらいのマンガで読む。』シリーズで知られるドリヤス工場さん。同シリーズは、又吉直樹氏が日本テレビ系「世界一受けたい授業」で三度にわたって取り上げ、累計50万部以上になっている。今回の本には、又吉直樹氏が以下のような推薦コメントを寄せている。

「面白かった!常識を超えた変態性を知ると、その作家の作品に触れたくなるのが不思議。楽しみながら、読書欲を掻き立ててくれる漫画です」

(登場する文豪たち)

太宰治 中原中也 川端康成 檀一雄 坂口安吾 谷崎潤一郎 宇野千代 国木田独歩 永井荷風 岡本かの子 夏目漱石 直木三十五 石川啄木 山本周五郎 志賀直哉 向田邦子 若山牧水 須賀敦子 樋口一葉 久米正雄 泉鏡花 江戸川乱歩 島崎藤村 林芙美子 中島敦 与謝野晶子 澁澤龍? 吉屋信子 菊池寛 芥川龍之介

内容説明

漫画版文壇事件簿。

目次

太宰治 走れ芥川賞
中原中也 三角形の歌
川端康成 一途の踊り子
檀一雄 支度の人
坂口安吾 皿の森の満腹の下
谷崎潤一郎 痴人の折り合い
宇野千代 色ざんまい
国木田独歩 或恋文の一節
永井荷風 僕の浮き名ん
岡本かの子 連れは悩みき
夏目漱石 我が輩は猫が好き
直木三十五 衆俗太平記
石川啄木 一握の寸借
山本周五郎 心意気は残った
志賀直哉 暗夜交誼
向田邦子 あ・まい
若山牧水 酒席百景
須賀敦子 イタリアの旅人たち
樋口一葉 卓見くらべ
久米正雄 憂鬱な門人
泉鏡花 抗菌聖
江戸川乱歩 押入れで旅する男
島崎藤村 夜明けに落し前
林芙美子 毀誉褒貶記
中島敦 採決記
与謝野晶子 みだれ気味
澁澤龍彦 家屋敷の手帖
吉屋信子 女物語
菊池寛 春秋の彼方に
芥川龍之介 河童の事ども

著者等紹介

ドリヤス工場[ドリヤスコウジョウ]
東京都出身。同人活動を行いながら2005年より漫画家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

83
とある出版社の菊池寛の銅像が編集者の女性と会話する形式で語られていく、名だたる文豪たちの文壇事件簿。太宰、芥川、谷崎などよく題材にされる文豪は勿論、岡本かの子や須賀敦子、吉屋信子など近代女性文豪の話が多数収録されているのも嬉しい!太宰が芥川賞への執念から「私に芥川賞を下さい!」と手紙を出していたことは有名だけれど、佐藤春夫へ宛てた懇願書は4mもあったとか。太宰…うんざりするよ…それでも大好きだけれども、最早怨念で怖すぎるよ…と一周回って愛おしい?エピソードが好き。(⇒)2020/07/04

TakaUP48

71
先日「文豪、社長になる」で、創業者・菊池寛の苦労話を読んだ。その「文藝春秋」に関わった小説家や、周辺の人々の人生を手短にまとめたマンが。「吾こそはいかに売らんかな」の小説家たちは、男女の差がなく、何と気まま、わがまま、思ったままに突き進む人達なのか。ワイドショー顔負けの実生活、週刊文春に叩かれまくる文壇事件簿。普通の人?なら売れるはずもなく、どこか常軌を逸した人でなくては…。その感覚が、尖っていた故に売れた人達なのでしょうね。今の時代なら、叩かれまくった人々が教科書に「文豪」として載っているのが面白い!2023/10/25

ミライ

44
太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、与謝野晶子などなど、様々な文豪の秘話や面白エピソードを紹介した漫画(著者は「有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。」のドリヤス工場さん)。とんでもない酒豪、借金しまくり、極端な潔癖症だったりと文豪面白エピソードがズラリと並ぶ。案内役は文藝春秋を創刊した菊池寛(の銅像時々絵画)と編集者の女性、この二人?の掛け合いも面白い。しかし、明治~昭和初期に活躍した文豪は破天荒でぶっ飛んだ人が多い、誰よりも人生楽しんだからこそああいった作品が書けたのだと実感した。2020/06/18

sofia

36
先日行った菊池寛記念館に置いてあり「又吉絶賛!」と帯にあるので借りてみた。昔の教科書にも載る有名な作家たちのとんでもエピソードが読みやすいマンガで、銅像の菊池寛が語る。まさに文壇事件簿。令和の時代ならネットで炎上することばかり。こういうエネルギーの強い人たちは令和じゃつぶされちゃうなあ。2023/10/16

kei-zu

36
並み居る「文豪」を巡る事件の数々を菊池寛(の銅像)が解説。水木しげるタッチのとぼけたやりとりがおかしい。 それにしても、文豪ともなると個性の強い方々ばかり。胃にもたれて、読了に時間がかかりました(^。^;)2023/04/24

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