Shuichi Yoshidaコレクション
長崎―コレクション〈4〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 640p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163911809
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

名作「横道世之介」、初期の傑作短篇、「自伝小説Ⅳ」など、故郷の長崎を思いながら書いた作品集。愛蔵版コレクション、ついに完結!

内容説明

「横道世之介」(柴田錬三郎賞)、「長崎乱楽坂」、「自伝小説」(書き下ろし完結篇)など。「一緒に変わろうぜ。もう昔の自分なんて忘れてさ」(「横道世之介」より)いまを生きる人気作家の全9作品。愛蔵版コレクション、ついに完結!

著者等紹介

吉田修一[ヨシダシュウイチ]
1968年生まれ、長崎県出身。法政大学経営学部卒業。1997年、「最後の息子」で文學界新人賞。2002年、「パレード」で山本周五郎賞。2002年、「パーク・ライフ」で芥川龍之介賞。2007年、「悪人」で毎日出版文化賞、大佛次郎賞。2010年、「横道世之介」で柴田錬三郎賞。2019年、「国宝」で芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

31
『横道世之介』を収録した吉田修一作品集。「もう会えない人にもう会えないという気がしない」という一文を巻末の私小説で見つける。同時収録の『長崎乱楽坂』にも『世之介』にも当てはまる感慨だろう。作品母体として【長崎】を強く意識した最終巻だった。2020/05/31

テクパパザンビア

22
面白かった。自伝小説の福山雅史が意外だった。長崎乱楽坂葉真中カッコいい昭和任侠道、キャンセルされた街の案内も素敵でした。青春、恋愛、犯罪、長崎、みんな良かった。大好きな作家さんです。2020/12/10

れんこ

13
読むのに時間がかかっても吉田修一さんは最後まで読ませてくれる。面白かった。2022/02/11

Kenji Hori

7
青春、恋愛、犯罪に続く吉田さんの作品集第4弾。自伝小説と単行本未収録作品を拾い読み。長崎は吉田さんの出身地。でも自伝小説は大学に入った後の東京での話。同じ長崎出身の福山雅治は同い年で友達の友達だったらしい。話に出てくる西武新宿駅前の一本桜が気になったので、一緒に収録されている大好きな「横道世之助」を読み返したら、やっぱり冒頭に初めての東京で呆然としている世之助が眺めていた。未収録作品は「台北迷路」。台湾を旅行しているカップルの女性は同じ吉田作品の「路」の主人公だなと感じた次第。作品集は一応これで打ち止め。2020/07/03

turtle

6
最近、『続横道世之介』を読んで、どうしても最初の『横道世之介』を読みたくなり、この本を図書館で借りました。 いろんな作品が入っていて実にお得な1冊ですが、やっぱり世之介がピカピカ光っていました。2022/02/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15334815
  • ご注意事項