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出版社内容情報
市原悦子が亡くなって一年。家族、仕事、老い……女優として人生を歩むなかで、彼女が語った魅力豊かな数々の「ことば」を紹介する。
内容説明
亡くなってから一年。「家政婦は見た!」「まんが日本昔ばなし」の名女優がのこした25の言葉。生きるヒントに!
目次
こうすると左足が動くのよ。“さあ、一緒に遊ぼう!”
子どもがいないのに「ニッポンの母」って言われるの
『まんが日本昔ばなし』は、居眠りしちゃう番組にしたかった
やまんばは凶暴だけど心優しいんです。そこが面白いの
『家政婦は見た!』の秋子は、貯金も、夫もないのに、よくぞ頑張って生きている
ついて行くだけじゃダメ。いつか自分が出なきゃダメなんです
モノを減らして、部屋も小さくして、リヤカーひとつで引っ越しできる、そんな暮らしが理想です
今のテレビは音も色も氾濫しているだけで、単なる塗り絵みたい
親の教えは「あやしい男の子どもを孕むな、警察のお世話になるな」だけ
その日食べられて、大事な友達が数人いて、目の前の仕事をやるだけで満足
俳優座養成所の筆記試験は、ほとんど得点ゼロ。だけど受かったの
私が兄を殺してしまった、と思った
美しい人、醜い人はいない。人には美しい瞬間と醜い瞬間があるだけ
世の中が荒れるほど、愛や信頼が大切だと思うの
マンネリに染まると、俳優として痩せちゃうのよ
女が幸せじゃなきゃ、男も幸せにならないのよ
お互い入れ歯になっても『まんが日本昔ばなし』だけは続けようね
全く違う存在へと突き抜けちゃったんです
桜も富士山も好きじゃないの
夫の最期に日常でいること、取り乱さないこと、それも演技だわ
独り身は強くなりますよね。なんか甘さがなくなる
樹木葬なら土に還って、その辺を自由に漂っていられるでしょう
首根っこつかまれたように、本に魅せられて
落ちていく時の花もある
いいことだけ考える
著者等紹介
沢部ひとみ[サワベヒトミ]
1952年静岡県生まれ。ノンフィクションライター。市原悦子とは99年に取材で知り合い、その後20年にわたり交流。晩年には闘病も支えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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すぱちゃん@当たり障りないだけなら、何もしないのと変わらない
海(カイ)
アルパカ
Hideichi Sekiya
だいきち