女たちのシベリア抑留

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女たちのシベリア抑留

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163911434
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

出版社内容情報

シベリアに日本人女性が抑留されていた! 七十年以上の沈黙を破り、元捕虜だった女性たちが初めて証言した刮目のノンフィクション。

内容説明

NHK BS1スペシャルの話題作を書籍化。文化庁芸術祭賞優秀賞他、数々の賞を受賞!70年の沈黙を破り、彼女たちは証言した。知られざるシベリア抑留、もう一つの歴史。

目次

第1章 シベリアに女性がいた
第2章 従軍看護婦たちの満州
第3章 シベリアへ
第4章 なぜシベリアに送られたのか
第5章 長引く抑留
第6章 “女囚”
第7章 帰国
第8章 帰らざるアーニャ

著者等紹介

小柳ちひろ[コヤナギチヒロ]
ドキュメンタリーディレクター。1976年秋田県生まれ。同志社大学卒業後、映像製作会社テムジンに入社。2008年よりNHK「戦争証言プロジェクト」に参加し、「引き裂かれた歳月 証言記録 シベリア抑留」(2010年放送文化基金賞受賞)、「三つの名を生きた兵士たち~台湾先住民“高砂族”の20世紀」(2012年ギャラクシー賞他)、「原爆救護 被爆した兵士の歳月」(2016年ATP賞グランプリ他)などの作品を製作する。戦争の時代に生きた女性たちに焦点を当てたドキュメンタリーとして、「女たちのシベリア抑留」(2014年文化庁芸術祭賞優秀賞他)、「NHKスペシャル 女たちの太平洋戦争 従軍看護婦 激戦地の記録」(2015年放送文化基金賞他)、「サハリン残留 家族の歳月」(2017年ギャラクシー賞)、「戦争花嫁たちのアメリカ」(2019年)を製作。2015年度放送ウーマン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

97
B1スペシャルの取材のもとの書き下ろし。終戦直後ソ連軍の侵攻で満州、樺太にいた日本人の軍人民間人などがシベリアに抑留されていたのは周知の事実である。だがその中に女性もいたのはあまり知られていない。日赤や陸軍の看護婦そして看護補助として動員された少女たちがその中心であるが電話交換手、店員などの民間人、スパイ容疑の受刑者も含め1000人もの女性たちがシベリアの収容所に送られた。帰国した方々のインタビューでその事実が明らかとなる。苦境の中日本に帰る望みだけで頑張った姿が健気である。帰国後も人々の目は厳しい→2023/04/22

fwhd8325

65
日本は戦争に敗れ、今でも戦時中の蛮行が国際的に批判されます。戦争という特殊な環境を想像だけで語ってはいけないのだと思いますが、敗戦国にも果たして人道的に埋もれたままであっていいのかと思う歴史があります。第八章の「帰らざるアーニャ」は、とても切なくドラマのようでした。すべては、火事場泥棒のような形で侵略したソ連が原因であるはずなのに、なぜ、こうした事実が表に出ないのだろうか。2020/04/09

千穂

42
戦後シベリアに連行され、収容所にて抑留、強制労働させられた日本人。その中には女性も。その女性たちにスポットを当てて書かれたノンフィクションもの。職業看護師だけでなく、民間人も含まれていた事実。史実に目を向け丁寧に解説してくれた作品だと思う。2020/06/28

かめりあうさぎ

32
初読み作家さん。2014年にBSで放送された同タイトルの番組を元に書き下ろした作品。敗戦時、満州で従軍看護婦だった女性たちの証言をメインに生まれた作品。彼女たちは戦後2年ほどシベリア中の収容所を転々とさせられ、看護活動や重労働を含む雑用をさせられていたといいます。辱しめを受けそうになったら飲めるように常に青酸カリを隠し持っていたそうです。後半はスパイ容疑で囚人となった女性の話も。『夜と霧』でフランクルも言っていたが、国籍は関係なく、結局この世には良い人間と悪い人間がいるということだと思いました。2020/02/03

Nobuko Hashimoto

29
50~70万人とも言われるシベリア抑留者には女性はいないと言われてきたが、実は従軍看護婦や軍関係の仕事に就いていた人、あるいは軍属の妻など女性もいた。本書前半は、従軍看護婦の体験を丁寧に掘り起こしている。本書で証言している女性たちの一団は、まとまって拘留されたため結束が固かったこと、また上司や部隊の兵士らも犠牲者を出さないようにしたことによって、ほぼ全員が無事帰国した。『ソ連兵に差し出された娘たち』との違いを感じた。後半は、囚人として捕らえられ、釈放後もソ連に留まった、ある女性の人生を追っている。2022/09/24

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