出版社内容情報
大火で行方不明になった恋女房のお袖に似た女性がいた。そんな知らせが瓢六のもとに届く。想い人との再会なるか…。シリーズ第六作。元悪党にして稀代の色男・瓢六の「人生の決断」を描く人気シリーズ第六作。
瓢六にとっての「想い人」は誰なのか!
八年前の天保九年の大火で、恋女房のお袖とお腹の子が、行方知れずに――。
少しずつ、気力を取り戻していた瓢六のもとに、「梅の木を眺めている女がお袖にそっくりだった」という話が届いた。
瓢六の心は、お袖と、武家の女性・奈緒の間で揺れ動く。
瓢六はお袖と再会できるのか。それとも、奈緒への気持ちを貫くのか。
そのほか、島流しから江戸にもどり、妻との再会を願う武士など、魅かれあえども結ばれない男女を描いた今作は、「人を想う」ことの哀歓を情感豊かに描き出したシリーズ最高傑作!
諸田 玲子[モロタ レイコ]
著・文・その他
内容説明
八年前の天保九年の大火で、恋女房のお袖とお腹の子が、行方知れずに―。少しずつ、気力を取り戻していた瓢六のもとに、「梅の木を眺めている女がお袖にそっくりだった」という話が届く。瓢六の心は、お袖と、武家の女性・奈緒の間で揺れ動く。島流しから江戸にもどり、妻との再会を願う武士など、魅かれあえども結ばれない男女を描いた、「人を想う」ことの哀歓を情感豊かに描き出したシリーズ最高傑作!元悪党にして稀代の色男の「人生の決断」、人気シリーズ第六作。
著者等紹介
諸田玲子[モロタレイコ]
1954年、静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務ののち、96年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で第二十四回吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で第二十六回新田次郎文学賞、12年『四十八人目の忠臣』で第一回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。江戸ものシリーズほか、戦国時代、平安朝、明治、昭和など多岐にわたる時代に題材をとった小説を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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