出版社内容情報
ユーモラスな作品で人気の画家・熊谷守一。記者、カメラマン、俳優、映画監督がモリカズに迫る。展覧会開催中、五月関連映画公開。伝説の画家・熊谷守一に魅せられた四人が、それぞれの流儀で迫る。
映画『モリのいる場所』関連カラー写真多数収録。
没後40年を迎えた画家・熊谷守一。2017年12月から国立近代美術館で回顧展が開かれているほか、2018年5月には熊谷をモデルにした映画『モリのいる場所』(監督:沖田修一 出演:山?努、樹木希林ほか)が公開される。写真家・俳優・映画監督・新聞記者がそれぞれの流儀でモリカズ・ワールドに迫った軌跡を綴った。
モリとの出会い 藤森武(写真家。1942年、東京都世田谷区生まれ。昭和37年、写真家土門拳に師事)1974年76年にかけて熊谷邸に通って写真を撮影した当事の思い出と秘話。
「モリ」日誌 山?努(俳優。1936年、千葉県生まれ。数々の映画・テレビ・舞台で活躍する)『モリのいる場所』の撮影日誌。エッセイの名手としても知られる著者が、「どう演じるか」について綴った。名著『俳優のノート』に連なる演技論としても読み応えがある。
撮影まで 沖田修一(映画監督。1977年、埼玉県出身。ほかに『南極料理人』『横道世之介』など)映画『モリのいる場所』のクランクインまでの苦闘の日々をユーモラスに描く。
仙人に聞いた話 田村祥蔵(元新聞記者。1937年、新潟県生まれ。「私の履歴書」で熊谷守一を取材)『へたも絵のうち』取材で聞いた珠玉の言葉を紹介しつつ辿る、モリカズさんの生涯と作品。
沖田 修一[オキタ シュウイチ]
著・文・その他
田村 祥蔵[タムラ ショウゾウ]
著・文・その他
藤森 武[フジモリ タケシ]
著・文・その他
山? 努[ヤマザキ ツトム]
著・文・その他
内容説明
没後40年、伝説の画家・熊谷守一。彼に魅せられた写真家、俳優、映画監督、新聞記者がそれぞれの流儀でモリカズに迫る。
目次
モリとの出会い(藤森武)
「モリ」日誌(山崎努)
撮影まで(沖田修一)
仙人から聞いた話(田村祥蔵)
著者等紹介
沖田修一[オキタシュウイチ]
映画監督。1977年、埼玉県出身。2001年、日本大学芸術学部映画学科卒業。短編『鍋と友達』(02年)が第7回水戸短編映像祭コンペティション部門にてグランプリを受賞。初長編監督作品『このすばらしきせかい』(06年)が好評を博し、09年の『南極料理人』が大ヒット、気鋭の監督として脚光を浴びる
田村祥蔵[タムラショウゾウ]
1937年、新潟県柏崎市生まれ。62年、東京大学文学部卒業。日本経済新聞社入社。社会部、文化部記者を経て文化部長、論説副主幹、出版局長、取締役事業局長などを歴任。その後、日経映像社長、女子美術大学監事、財団法人清春芸術村理事などを務める
藤森武[フジモリタケシ]
写真家。1942年、東京都世田谷区生まれ。東京写真短期大学(現・東京工芸大学)卒。62年、写真家土門拳に師事。67年、凸版印刷写真部に入社。70年からフリーに。日本写真家協会会員。土門拳記念館理事・学芸員
山〓努[ヤマザキツトム]
1936年、千葉県生まれ。都立上野高校卒業後、俳優座養成所を経て文学座に入団。60年、三島由紀夫戯曲『熱帯樹』でデビュー。以後、数々の映画・テレビ・舞台で活躍する。2000年、紫綬褒章、07年、旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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