モリカズさんと私

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モリカズさんと私

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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784163908083
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ユーモラスな作品で人気の画家・熊谷守一。記者、カメラマン、俳優、映画監督がモリカズに迫る。展覧会開催中、五月関連映画公開。伝説の画家・熊谷守一に魅せられた四人が、それぞれの流儀で迫る。

映画『モリのいる場所』関連カラー写真多数収録。



没後40年を迎えた画家・熊谷守一。2017年12月から国立近代美術館で回顧展が開かれているほか、2018年5月には熊谷をモデルにした映画『モリのいる場所』(監督:沖田修一 出演:山?努、樹木希林ほか)が公開される。写真家・俳優・映画監督・新聞記者がそれぞれの流儀でモリカズ・ワールドに迫った軌跡を綴った。



モリとの出会い 藤森武(写真家。1942年、東京都世田谷区生まれ。昭和37年、写真家土門拳に師事)1974年76年にかけて熊谷邸に通って写真を撮影した当事の思い出と秘話。



「モリ」日誌 山?努(俳優。1936年、千葉県生まれ。数々の映画・テレビ・舞台で活躍する)『モリのいる場所』の撮影日誌。エッセイの名手としても知られる著者が、「どう演じるか」について綴った。名著『俳優のノート』に連なる演技論としても読み応えがある。



撮影まで 沖田修一(映画監督。1977年、埼玉県出身。ほかに『南極料理人』『横道世之介』など)映画『モリのいる場所』のクランクインまでの苦闘の日々をユーモラスに描く。



仙人に聞いた話 田村祥蔵(元新聞記者。1937年、新潟県生まれ。「私の履歴書」で熊谷守一を取材)『へたも絵のうち』取材で聞いた珠玉の言葉を紹介しつつ辿る、モリカズさんの生涯と作品。

沖田 修一[オキタ シュウイチ]
著・文・その他

田村 祥蔵[タムラ ショウゾウ]
著・文・その他

藤森 武[フジモリ タケシ]
著・文・その他

山? 努[ヤマザキ ツトム]
著・文・その他

内容説明

没後40年、伝説の画家・熊谷守一。彼に魅せられた写真家、俳優、映画監督、新聞記者がそれぞれの流儀でモリカズに迫る。

目次

モリとの出会い(藤森武)
「モリ」日誌(山崎努)
撮影まで(沖田修一)
仙人から聞いた話(田村祥蔵)

著者等紹介

沖田修一[オキタシュウイチ]
映画監督。1977年、埼玉県出身。2001年、日本大学芸術学部映画学科卒業。短編『鍋と友達』(02年)が第7回水戸短編映像祭コンペティション部門にてグランプリを受賞。初長編監督作品『このすばらしきせかい』(06年)が好評を博し、09年の『南極料理人』が大ヒット、気鋭の監督として脚光を浴びる

田村祥蔵[タムラショウゾウ]
1937年、新潟県柏崎市生まれ。62年、東京大学文学部卒業。日本経済新聞社入社。社会部、文化部記者を経て文化部長、論説副主幹、出版局長、取締役事業局長などを歴任。その後、日経映像社長、女子美術大学監事、財団法人清春芸術村理事などを務める

藤森武[フジモリタケシ]
写真家。1942年、東京都世田谷区生まれ。東京写真短期大学(現・東京工芸大学)卒。62年、写真家土門拳に師事。67年、凸版印刷写真部に入社。70年からフリーに。日本写真家協会会員。土門拳記念館理事・学芸員

山〓努[ヤマザキツトム]
1936年、千葉県生まれ。都立上野高校卒業後、俳優座養成所を経て文学座に入団。60年、三島由紀夫戯曲『熱帯樹』でデビュー。以後、数々の映画・テレビ・舞台で活躍する。2000年、紫綬褒章、07年、旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

19
熊谷守一。名前だけ知っている画家だが、樹木希林さんが出演した映画を見たいと思って、この本を手に取った。山崎努さんの「日誌」が非常に面白かった。起床時間、朝食の内容まで毎日書いている。撮影中のいろいろなことも、裏話として興味深く読んだ。写真も結構載っている。早く映画を見たい・・・。2019/08/21

こすもす

8
先日、映画を観たばかり。実際の熊谷守一さんと奥様の写真を観て映画の山崎努さんと樹木希林さんがあまりに雰囲気がそっくりで思わず笑ってしまった。映画を撮った監督や山崎さんの日常などもか書かれてあり映画と同様楽しむ事が出来た。2018/07/30

月ママ

2
先日、公開されたばかりの「モリのいる場所」を鑑賞した直後に、こちらの本を読んでさらに感激!山崎努さんのモリカズ像が、熊谷氏本人そのものではなく、あらたに創られた人間像でありながら、とことんユーモラスでチャーミングな佇まいがとにかく魅力的でした。製作スタッフ、とくに「いきものがかり」の加藤君のアリとの奮闘劇の顛末は、実に面白かった~~。山崎努さんによる「撮影日記」も、お人柄がにじみ出ている逸品です。2018/05/24

セルジオ肥前

1
山崎努さんの日誌が面白かった。沖田監督の他の作品にも興味が湧いた。2018/10/20

めいめい

1
すごくよかった。 父がこの頃の熊谷さん宅に銀行員として行っていた。先日映画を見て面白かったらしい。預金をお願いすると、奥さんが帯封のままの百万円を出してきて「こんなもの集めてどうするんでしょうねえ」と言っていたそうです。2018/07/30

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