出版社内容情報
十歳のときにみた崩壊直前のソ連邦。四半世紀後の再訪、ロシアは変わったのか。その歴史の光と影を綴った渾身のルポルタージュ。
小林 文乃[コバヤシ アヤノ]
著・文・その他
内容説明
1991年夏、10歳の私はモスクワにいた。帰国直後、ソビエト連邦崩壊。2016年、トランプ大統領誕生の当日、私はふたたびロシアに向かっていた。戦時中、ナチスドイツによって完全包囲され、100万人もの市民が餓死・凍死したロシア第二の都市・サンクトペテルブルクで誕生したある曲の軌跡を探るために。―ショスタコーヴィチ作曲『交響曲第七番』、またの名を『レニングラード』。ソ連邦崩壊後のロシアは変わったのか。そもそもロシア革命とは何だったのか。それぞれの夢と理想、そして現実を伝える渾身のノンフィクション!
目次
第1章 ナチスの進撃
第2章 レニングラードのいちばん長い日
第3章 死のコンサルタント
第4章 街はまだ生きている
第5章 人生の奇跡の贈り物
最終章 グッバイ、レニングラード
著者等紹介
小林文乃[コバヤシアヤノ]
ライター・出版プロデューサー。1980年8月9日生まれ。91年、TBS特別番組の子供特派員として、旧ソ連時代のモスクワを取材。高校2年から、交換留学生としてオーストラリアに滞在。2000年京都造形芸術大学に入学。2004年、広島の牧師・谷本清の長女である近藤紘子氏の著書のプロデュース・構成を担当し、『ヒロシマ、60年の記憶』として刊行され話題に。以降多くの書籍の出版・編集に携わる。冴木彩乃という別名で、多くのテレビ出演も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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