出版社内容情報
「スノーデン」を撮った後、今度はプーチンにカメラの照準を定める。西側ではまったく放送されなかった独裁者の肉声を全公開。
内容説明
映画『スノーデン』を撮り終ったオリバー・ストーンは、スノーデンが亡命したロシアに密かに渡り、プーチン大統領のインタビュードキュメンタリーを撮り始める。クレムリンの大講堂で、アイスホッケー場で、ソチの避暑地で。チェチェンの独立運動を潰し、ウクライナからクリミアを強引に併合、政権に楯突くものは次々に不可解な死を遂げる。西側の報道によるそうしたイメージは、ストーンのインタビューによって揺らぎ始める。なぜ、ロシアは米国に対抗するほぼ唯一の国たりえたのか?話題のドキュメンタリーを完全書籍化!
目次
五度の暗殺未遂にもかかわらず悪夢は見ない
万能感に浸る国家は必ず間違う
ロシアがスノーデンを引き渡さない理由を話そう
アメリカはロシアという外敵を必要としている
平和を支持するのは楽な立場だ
同盟国と国民を追い込むシステム
トルコはIS支配地域の石油の密輸先になっている
クリントン大統領はロシアのNATO加盟を「いいじゃないか」と一度は言った
米国との対立は二〇〇四年から二〇〇七年に始まった
ウクライナで起きたのはアメリカに支援されたクーデターだ
ソ連は何年もかけて人材を評価したが、結局崩壊した
ロシアはアメリカ大統領選挙に介入したか?
著者等紹介
ストーン,オリバー[ストーン,オリバー] [Stone,Oliver]
1946年ニューヨーク生まれ。ベトナム帰還兵である自身の体験を投影した「プラトーン」(1986年)で一躍有名になり、「JFK」(1991年)「ウォール・ストリート」(2010年)などアメリカの歴史と社会を独自の見方で切り取る映画をつくってきた
土方奈美[ヒジカタナミ]
日本経済新聞記者を経て、2008年より翻訳家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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