出版社内容情報
業界大手パシフィック電器の大リストラ。首切り人事部長の悪辣なやり口に憤慨して、特殊技能者=プロボノ達が立ち上がる。 業界大手のパシフィック電器は、人事部労務担当部長の江間を中心に大規模なリストラを進めていた。実務を担う大岡の担当リストラ対象社員が、ある日首吊り自殺をしてしまう。大岡は心身ともに疲弊しきって、三国が代表を務めるNPOで「プロボノ」として社会貢献活動をすることに救いを求める。ひょんなことから三国に江間の社内での悪辣な行状を打ち明けたところ、義憤にかられた三国は、江間を「嵌める」べく罠をしかける……。
「ぷろぼの」とは、「公共の利益のために(pro bono publico プロボノ プーブリコ)」という意味のラテン語。大企業のえげつないリストラと、それに立ち向かうNPOのボランティアたちを、軽妙かつコミカルに活写する。
楡 周平[ニレ シュウヘイ]
内容説明
業界大手のパシフィック電器は、人事部労務担当部長の江間を中心に大規模なリストラを進めていた。実務を担う大岡の担当リストラは難航し、ある悲劇が起きる。大岡は心身ともに疲弊しきって、三国が代表を務めるNPOで「プロボノ」として社会貢献活動をすることに救いを求める。大岡がパシフィック電器の首切りの内情を打ち明けたところ、義憤にかられた三国は、リストラ首謀者である江間を「嵌める」べく立ち上がった…。大企業のえげつないリストラと、それに立ち向かうNPOのボランティアたちを、軽妙かつコミカルに活写する、痛快な企業エンターテイメント小説。
著者等紹介
楡周平[ニレシュウヘイ]
1957年生まれ。米国企業在職中の1996年に『Cの福音』でデビュー。翌年より執筆に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
starbro
いつでも母さん
ゆみねこ
Yunemo