凄腕

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163906461
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

新米刑事の高木は、闇社会の人間関係を知り尽くし圧倒的な実力で事件を解決する刑事・桜井に衝撃を受けるが――本格警察長編。

永瀬 隼介[ナガセ シュンスケ]

内容説明

圧倒的な実力と覚悟を持つカリスマ刑事・桜井の後を追い、闇社会と関わりつつ頭角を現した新人刑事・高木。「刑事にも守るべき家族がある」という組対課刑事・洲本とともに、暴力団幹部が惨殺された事件の謎を追うが―。新宿・歌舞伎町を舞台に展開される命がけの麻薬捜査、暴力団幹部殺人事件の真相は―刑事たちの生き様が迫る本格警察エンタテインメント。

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
1960年鹿児島県生まれ。週刊誌記者を経て独立。フリーのジャーナリストとして主に犯罪ノンフィクションを手がける。2000年、初の小説『サイレント・ボーダー』刊行。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

66
立川南署の新米刑事・高木は、伝説の刑事・桜井とともに捜査に加わり、彼への憧れを強くする。念願かなって新宿署の組対でマル暴デカとなり、先輩刑事・洲本とコンビを組む。桜井の後継者になるべく地下にもぐった情報提供者を探る。おとり捜査や潜入捜査、これは小説の世界だけですもんね~。凄腕の刑事はすべてを犠牲に?何だかスッキリしない幕切れでした。2017/09/17

GAKU

54
うーん、今一つと言った感じでした。主人公の高木刑事。先輩刑事洲本。伝説の刑事桜井。どれも今一魅力が感じられなかった。うーん、残念。2017/09/27

keith

25
綺麗事だけではない裏の世界に触れながら成長していく新人刑事。守るものが何もない人間はやはり強いです。柚月裕子さんの弧狼の血を彷彿とさせる話でしたが、こんなノワールっぽい話はたまりませんね。2017/07/02

信兵衛

25
それなりに迫力あるサスペンスが味わえますが、所詮は暴力団絡み、どこか縁遠く感じてしまうのは仕方がないところ。 2017/06/05

RIN

24
永瀬さんらしい破天荒な警察小説。リアリティは全く感じないがエンタテイメントとしてはちょっとハードボイルド入って最高。絶妙にくどい描写やコミカルなのかシリアスなのか判断に迷うような独特の作風も永瀬さんならでは。伝説の刑事に憧れて彼の足跡を辿る若い新人刑事の時折見せるようになった凄みにゾクッと来る。伝説の刑事に突き放された過去を持つオヤジ刑事も味がある。結局、「凄腕」とは誰を指してる?というところも読みどころ。2018/08/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11751151
  • ご注意事項