主君―井伊の赤鬼・直政伝

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163905822
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

次期大河ドラマ井伊直虎を描いた『剣と紅』に続き、井伊家第17代当主で「赤鬼」の異名を取る井伊直政と家臣木俣守勝の歴史ドラマ。

高殿 円[タカドノ マドカ]

内容説明

おまえの“主君”は誰だ。人はなんのために人に仕えるのか。家康に寵愛され、「赤鬼」と呼ばれた男の生涯―

著者等紹介

高殿円[タカドノマドカ]
2000年に『マグダミリア三つの星』で第四回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪風のねこ@(=´ω`=)

145
剣と紅の著者と思って読み始めて、直虎/高橋直樹著に雰囲気が近いかなと思いつつ。それでも血みどろの戦場と終末の力強い筆致は正に著者であった。鉄砲傷を負ってから軍配に至るくだりが涙腺崩壊戦線である。忠義とは心に存在する物である。尽くす者、そして、尽くされる者にも存在する事を忘れてはならない。しかし人は本音だけでは生きていけないし、伺う事も出来ないし、晒す事も出来ない。その忠義心を物や起請文で示そうとするのだろう。権威でも地位でも無く、心にこそ存在する。そう気が付くのは、己が死が見えた時なのかも知れない。2017/08/05

れみ

119
天下取りを目指す家康のもとで徳川四天王のひとりとして働き、井伊の赤鬼と呼ばれた井伊直政の姿を家臣の木俣守勝の目線で描いたお話。ここ数年、映画や大河ドラマなどでこの時代に触れる機会が多かったけど、また新たな視点からこの時代を見ることができてよかったし、度を越しているようにも思える直政の戦での自分の命を顧みない振る舞いと、それに振り回されつつもすぐ近くで見守る守勝…という関係を、それから登場人物に今までに見た大河ドラマなどで演じていた役者さんを当てはめたり、楽しみつつ読むことができた。2018/07/20

aqua_33

57
昨年の大河ドラマ「直虎」の影響で本作手に取ってみた。家康の直参でありながら、長きに渡って直政の目付け家老であった木俣守勝が語り手。読みながら頭の中は完全に菅田将暉(笑)猪突猛進なエピソードに触れる度に簡単にドラマのシーンが頭に浮かぶ。ドラマでは直政の傍にいたのは小野朝之(万福)だったけど、木俣守勝役っていたっけか?何にせよ、直政のお側の方は振り回されて大変だということだ。《2018年93冊目》2018/05/13

さぜん

50
「剣と紅」は直虎、本作は直政の物語。家康から直政の家臣として命を受けた木俣守勝の視点で描かれる。無謀な行為に振り回されつつも才ある直政を支え続ける守勝。井伊家再興を果たし命を顧みない直政はやはり魅力的。大河ドラマもこれからやんちゃな虎松が直政へと成長していく所。家康に寵愛された直政がどう忠義を果たしていくのか。クライマックスの関ヶ原の戦いが楽しみだ。2017/10/16

takaC

46
大河で直虎を見てたのが吉でもあり凶でもあり。2019/01/11

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