出版社内容情報
懐かしの洋画も見逃した近作も、その気になれば手に入る。大監督、名女優のエピソードを知ればなお楽しい。さあ、映画のある生活へ。こんな面白い映画を観ていなかったなんて、
ぼくはなにをしていたのだろう?
精力的に本を読み、政治を注視し、戦前の洋画から話題作まで味わい尽くした二〇一五年のクロニクル。
熱がこもる話題は、戦前の名画「素晴らしき休日」の面白さ、『ルビッチ・タッチ』邦訳刊行、四季の美しい「海街diary」、若尾文子の喜劇と悲劇、などなど。ただ、敗戦を体験した世代として、国会中継を見ていて「なんとも我慢ができないこと」は記しておきたい、とも。「週刊文春」好評連載「本音を申せば」の単行本化第18弾。
小林 信彦[コバヤシ ノブヒコ]
内容説明
精力的に本を読み、政治を注視し、戦前の洋画から話題作まで味わい尽くした2015年のクロニクル。「週刊文春」好評連載単行本化第18弾。
目次
映画をめぐる人々
「素晴らしき休日」の面白さ
去年の「紅白」、笠原和夫氏のこと
ぼくが生まれたころの名作映画
ペリリュー島の血戦
新旧の映画をめぐって
スーパーインポーズという発明
“死”と“生”と美女たち
空襲・ヒッチコック・アカデミー賞
エノケンと座付き作者〔ほか〕
著者等紹介
小林信彦[コバヤシノブヒコ]
昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文学科卒業。翻訳推理小説雑誌編集長を経て作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。「丘の一族」「家の旗」などで芥川賞候補。平成18(2006)年、『うらなり』で第五十四回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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gtn
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