出版社内容情報
日々、壁にぶち当たりながらも自らを鼓舞し、父と子の生活の中から息子に送り続けたメッセージ。勇気と希望の湧いてくる言葉の贈物。
「憎しみを抱いて生き続けるのは疲れます。
てのひらを返すくらいなら
私はその手をずっと握りしめていたい。」
日々、壁にぶち当たりながらも自らを鼓舞し、息子の食事を作り、送り迎えをし、
語らい続けた5年間の軌跡。
父と、すべての息子たちへ……苦悩と希望と勇気に満ちた言葉の贈り物。
「自分のことは二の次になった。優しいふりができない。生活感丸出し。でも、今はそんな自分で良い。失うものはないが、命がけがある。生きることに妄想せず。ただ十くんと生きる。毎日を精一杯生きるだけだ。」
内容説明
日々、壁にぶち当たりながらも自らを鼓舞し、息子の食事を作り、送り迎えをし、語らい続けた5年間の軌跡。父と、すべての息子たちへ…苦悩と希望と勇気に満ちた言葉の贈り物。
目次
おはよう(二〇一〇年/二〇一一年)
精一杯生きたろう(二〇一二年)
おちつきました(二〇一三年)
よっこらしょ(二〇一四年)
おかえり(二〇一五年)
著者等紹介
辻仁成[ツジヒトナリ]
東京都生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞、以後、作家・詩人・ミュージシャン・映画監督と幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』のフランス語翻訳版「Le Bouddha blanc」で仏フェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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