出版社内容情報
スポーツ選手の活躍、ヘンな人たちの騒ぎ、女性政治家や週刊誌のタブーにも歯に衣着せぬ物言いで皆の心の声を代弁する痛快エッセイ。
これからも思い切りちゃらいおばちゃんでいよう!
スポーツ選手の活躍、ヘンな人たちの騒ぎ、女性政治家や週刊誌のタブーにも、歯に衣着せぬ物言いで皆の心の声を代弁する痛快エッセイ
内容説明
六十歳になってしまった!「派手なのはやめてね」と言っていたのに、やってしまいました、ド派手な還暦パーティ。プレゼントはドルガバの真っ赤なジャケット。清く、楽しく、美しく!ますます絶好調の「週刊文春」連載最新刊!
目次
質問禁止事項(充つる幸福;ぼやける顔;めざせ筑紫さんの英語 ほか)
ほうだったのけ…?(鮨脳・鮨愛;財布の中身;大学のケモノ道 ほか)
やっぱり私は我慢できない(物書きと哀れ蚊;オクタニの秘密;作家の語学力 ほか)
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
82
真理子さん、一体幾つ連載を持ってるのだろうと心配になるほど。最近は小説から少し遠ざかってエッセイばかり読んでるな。美女入門シリーズの女子力ぶりを見習いたいと常々思いますが、こちらも時事ネタが有るので、過ぎてから読むことになってもそんな事あった!と懐かしくてやはり安定の面白さがあります。「花子とアン」の放映中に真理子さんの「白蓮れんれん」が話題になり、前から読もうと思ってましたが途端に図書館の本棚から貸出中になって結局まだ読めてないままです。中園ミホさんとの対談から益々気になりますよ、これは。2015/08/16
パフちゃん@かのん変更
68
すごくパワフルで面白い。自慢話満載なんだけど、嫌味じゃなくて、そんな世界もあるのかという感じ。女社長のオクタニさんの話がまた面白い。〇十万円もするアンチエイジングを「なかなか取れないのをあなたの分も予約してあげたから一緒に行こうね」と値段も告げずに決めてきたり、震災の日に乗ったタクシーの運転手が「これは普通じゃないから降りてください」と言うのを「プロならちゃんと目的地まで行きなさい」と無理やり行かせたとか。林さん、全国での講演、週刊誌や月刊誌の連載・・・。すごく精力的に働いてますね。2016/10/10
あつひめ
68
話の端々に一般庶民のおばちゃんと同じような反応が見え隠れしていて、あー、林さんも歳を重ねて庶民的な感覚も備わってしまったのね…何て失礼なことも思ったりしたが、やはり、大物林真理子さん。自慢話もたっぷり仕込まれていてあー、変わってないなぁ…と変な安心をしたり。林さんはそうでなくっちゃ…みたいなのが私の中に出来上がってるのかも。でも、還暦って昔はすごくおばあさんをイメージしてたけど、今の還暦は、カンレキってカタカナが似合うように若いおばあさんをイメージするなぁ。幾つになっても林真理子さんは林真理子さんだ(笑)2016/08/30
きさらぎ
60
林さんのエッセイは、むか~し「ルンルンを買っておうちに帰ろう」を読んで以来。姐御肌なイメージは相変わらず。なにかと批判を受けることが多い人だけど、言ってることは的を射ていると思う。ズバズバ物を言う方なので敵も多いんでしょうね。でも私は好きです。百田氏の「殉愛」騒動に関する意見も正論!世間の声を代弁してくれてスッキリした。「中島ハルコ~」も読んでみたくなった。2016/02/07
くろにゃんこ
59
去年のエッセイなので記憶に新しく読み易い。マリコさん還暦を迎えられたんですね・・・そうは見えないバイタリティが素晴らしいです。2015/06/21
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- 和書
- 本の雑誌 245号