変えていく勇気―日本代表であり続けられる理由

遠藤 保仁【著】

文藝春秋（2014/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 219p／高さ 19cm
• 商品コード 9784163901336
• NDC分類 783.47
• Cコード C0095

出版社内容情報

サッカー日本代表として世界と戦い、勝つために必要な思考法とは――。進化し続けるための覚悟と挑戦の本質が今ここに明らかになる。

なぜ、俺は3度のW杯を経験できたのか――。

ジーコ、オシム、岡田、ザッケローニ、アギーレ……。サッカー観の異なる何人もの監督の下で、何を変え、何を変えずにプレーしてきたのか。プロ17年目にして、進化し続ける司令塔が、「日本代表」の12年を振り返る。世界と戦い、勝つために必要な思考法とは――。日本代表の国際Aマッチ最多出場記録更新中の遠藤選手の進化と挑戦の本質が今ここに明らかになる。

内容説明

なぜ、俺は３度のＷ杯を経験できたのか―。ジーコ、オシム、岡田、ザッケローニ、アギーレ…。サッカー観の異なる何人もの監督の下で、何を変え、何を変えずにプレーしてきたのか。プロ１７年目にして、進化し続ける司令塔が、「日本代表」の１２年を振り返る。

目次

１９９８～２００２　日韓ワールドカップ―スタート
２００２～２００６　ドイツワールドカップ―チャレンジ
２００６～２０１０　南アフリカワールドカップ―進化
２０１０～２０１４　ブラジルワールドカップ―熟成
２０１４・６／１４～６／２４　ブラジルワールドカップ―勝負
特別対談　岡田武史×遠藤保仁―勝負に徹するか、スタイルを貫くか。

著者等紹介

遠藤保仁［エンドウヤスヒト］
１９８０年１月２８日、鹿児島県生まれ。１９９８年、鹿児島実業高校卒業後、横浜フリューゲルスに加入。翌年、京都パープルサンガに移籍。２００１年からガンバ大阪に所属。１９９９年、ＦＩＦＡワールドユース選手権大会では準優勝に貢献。２００２年１１月２０日、アルゼンチン戦で日本代表デビュー。２００３年から１０年連続でＪリーグベストイレブンに選出される。２００８年にＡＦＣチャンピオンズリーグＭＶＰ、２００９年にはアジア年間最優秀選手賞を受賞。２００６年ドイツ、２０１０年南アフリカ、２０１４年ブラジルの３大会連続でＷ杯の代表に選出される。日本代表の国際Ａマッチ最多出場記録を更新中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Madoka.＠書店員復帰を目指し中！]

タイトルである『変えていく勇気』という言葉に惹かれたので読んでみた。スポーツというのは自分自身との戦いでもあるような気がする。なので、自分のプレースタイルを変えたりするのは難しいことである。しかし、それを乗り越えたからこそ、長年の間、日本代表としてプレーできているのだろうとすら思う。

2015/03/24

[けんとまん１００７]

ヤットさんの思いが伝わってくる。タイトルの「変えていく勇気」には、二つの意味があると思った。自分自身を変えていくこと、それから、周囲を変えていくこと。周囲を変えるためには、まずは、自分が変わる必要があると思う。日本代表の中で、何人もの指揮官と接する中で、学び、気づき、そして、変えていく。この視点は、いろいろな場面で適用できるものだと思う。変えること、これすなわち、考えることでもあると思う。

2016/05/14

[Humbaba]

たった一つのプレーによって、流れが変わる。そして、その変わってしまった流れは簡単にとり戻すことはできない。焦りが焦りを呼び、正確なプレーではなくて雑なプレーを行ってしまう。後からはその状態こそが問題だと認識できるが、渦中においてはそうそう原因を認識できない。

2015/03/28

[ひで]

GW独立4冊目。日韓共催のW杯から、ブラジルW杯までを遠藤選手が語った一冊。ブラジル大会の悔しさが込み上げてきました。

2020/05/05

[Kazuo Ebihara]

ガンバ大阪を３冠に導いた名ボランチ、 ヤットこと遠藤保仁。 先日、日本代表としても、 史上最多の国際Ａマッチ150試合出場を果たした。 ３回のワールドカップを、各監督の下で、 何を考え、如何に戦ったかを語った。 常に冷静に全体を俯瞰し、脱力した様な姿で、 決定的なパスやシュートを繰り出す。 そんな遠藤の秘密が、ヤット判った。

2015/01/28