出版社内容情報
製菓メーカーが主催したクイズ大会の参加者の脱落に疑問を抱く、元・刑事の橋本豊。容疑者を探りはじめた十津川警部にも危機が迫る。
「7人のクイズ王者たちはどこへ消えたのか!?」
製菓メーカーが主催したクイズ大会に参加したものの、優勝候補者たちの不自然な脱落に疑問を抱く元・刑事で私立探偵の橋本豊。その事件を探りはじめた十津川警部にも危機が迫る――人気シリーズ最新作は、東京駅から神戸、有馬、そして豪華クルーザーで洋上へと、息をつかせないノンストップミステリである。さらに読みどころは、
?@国民的ヒーロー・十津川警部の危機?
1973年「赤いクルーザー」にはじまり、40年以上にわたって続く十津川警部の人気。高橋秀樹、渡瀬恒彦ら主演のテレビドラマも高視聴率を保ち作品は50作を超えた。今回事件解決に奔走する十津川は自らの危険を顧みず、かつての部下を救うため奔走するが、予想もしなかった人物が犯人として浮上し……果たして無事に事件解決なるか? 行方不明となった人物たちの安否は? 最後まで予想もつかない展開で驚愕のラストを迎える。
?A話題の最新スポットが続々登場!
リニューアルしたばかりの東京駅にはじまり、人気観光地の神戸港、有馬温泉、最後は『赤い帆船』以来となる海上、しかも密室のクルーザーと進む。80歳を超えた現在でも著者が徹底した現地取材を行い、丹念な資料リサーチに裏打ちされた事件現場は臨場感たっぷり。本書を片手に東京駅へ足を運べば、また巨大な駅の別の姿も浮かび上がってくる。
?B前代未聞のクイズ付きエンタメ小説
物語は私立探偵で元十津川の部下だった、橋本豊がTVのクイズ番組で優勝したところからはじまる。そこで何と小説内にも難問クイズが登場! 東京駅クイズ、神戸クイズ、忠臣蔵クイズ……と、回答も当該章の末尾に載せており、こちらもひとつの楽しみだ。
内容説明
高額賞金を賭けてクイズに挑む男女7人に仕掛けられた罠―十津川は自らの危険を顧みず、かつての部下を救うため奔走するが、予想もしなかった犯人が浮上し―。舞台はリニューアル後の東京駅から、人気観光地の神戸港、有馬温泉、最後は密室クルーザーと進む。小説内にも難問クイズが登場!鉄道ファンならずとも覚えておきたい東京駅クイズ、洒落た港町・神戸クイズ、お馴染み忠臣蔵クイズ…前代未聞のクイズ付き長編ミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。1963年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。65年「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞受賞、81年に「終着駅殺人事件」で第34回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。大ベストセラーの「寝台特急殺人事件」をはじめ、鉄道をモチーフにしたトラベル・ミステリー隆盛の立役者となる。2001年に神奈川県湯河原町に「西村京太郎記念館」を開館。04年第8回日本ミステリー文学大賞を、10年には第45回長谷川伸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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