出版社内容情報
八人の子供がいる家庭へ脅迫電話。「子供の命は預かった」。だが家には子供全員が揃っていた。誘拐されたのは誰? 表題作など八篇。
恋愛小説の名手にしてミステリーの鬼才から最後の贈り物
八人の子供がいる家庭へ脅迫電話。「子供の命は預かった」。だが家には子供全員が揃っていた。誘拐されたのは誰? 表題作など八篇。
内容説明
8人の子供と母親からなる家族へかかってきた1本の脅迫電話。「子供の命は預かった、3千万円を用意しろ」だが、家には子供全員が揃っていた!?生涯最後の短篇小説にして、なお誘拐ミステリーの新境地を開く表題作など全8篇。
著者等紹介
連城三紀彦[レンジョウミキヒコ]
1948年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1977年、「変調二人羽織」で幻影城新人賞を受賞しデビューを果す。1981年に「戻り川心中」で日本推理作家協会賞を、1984年に『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞を、同年、『恋文』で第九十一回直木賞を受賞。1996年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞した。2012年10月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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