出版社内容情報
母親の世代は男性と伍して企業社会で働くことが価値だった。私たちの世代は会社を辞め家に入り起業するハウスワイフ2・0をめざす。
「私たちは会社に使われない新しい生き方を求めている」
----ハーバード、エールなど一流大学を出ていながら
投資銀行、広告代理店、官庁などの職を捨て
続々と主婦になるアメリカの若い世代。
けれども彼女達は、これまでの主婦とはまったく違う。
自分で生き方を選択するハウスワイフ2・0なのだ。すなわち
・会社を選択的に離脱する
・企業社会で燃え尽きた母親の世代を反面教師にする
・田舎生活を楽しみ、ジャムをつくり、編み物をする
・ストレスのある高報酬より、ほっとできる暮らしをする
・ウェブ、SNSを使いワークシェアを利用する
・ブログで発信し、起業する
・家事を夫と分担し余裕をもった子育てをする
著者自身も、ハーバード大学を卒業しながら、不況に直面した世代。
地元大学の事務職を辞め、現在はノースカロライナの田舎で
夫とともに手作りライフを楽しむ。
ニューヨーク・タイムズ紙、ニューヨーカー誌は本書を絶賛。
アメリカのメディアで大論争を呼んだ話題の書。
内容説明
法律事務所に復帰せず自宅キッチンでカップケーキを作って売り出した31歳の新米ママ、広告関係の仕事を辞めて、クラフト・フェアで手編みのマフラーを売るようになったブルックリン在住の女性など、ハーバード、エールなど一流大学を出ていながら投資銀行、広告代理店、官庁などの職を捨て続々と主婦になるアメリカの若い世代。アメリカのメディアで大論争を呼んだ話題の書。
目次
はじめに キャリアウーマンから新しい主婦へ
第1章 企業社会で燃えつきた母親を反面教師にする
第2章 会社を選択的に離脱する
第3章 ブログで主張する
第4章 編んで稼ぐ―起業家への道
第5章 オーガニックである
第6章 自給自足する
第7章 多様である
第8章 ハウスワイフ2.0の四条件
著者等紹介
マッチャー,エミリー[マッチャー,エミリー] [Matchar,Emily]
ノースカロライナ州チャペルヒル出身。ハーバード大学卒業。不況で就職が厳しかったため、地元へ戻りノースカロライナ大学の疫学研究室へ就職するが、やがて離職。同世代の若い女性たちがエリート職を捨てて、次々と主婦になる現象に注目して、『ハウスワイフ2.0』を発表。ニューヨーク・タイムズ紙、ニューヨーカー誌が絶賛すると全米のメディアで議論が起こる。著者自身も、ノースカロライナの田舎で夫とともに手作りライフを楽しむ「ハウスワイフ2.0」である
森嶋マリ[モリシママリ]
英米文芸翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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