出版社内容情報
漫画家志望の大輝は、三人の死を予言した「ヒミコのオッサン」の噂を聞き、彼を良く知る人物に取材を行う。恐怖の中篇、二作を収録。
笑いに包まれた恐怖をご賞味あれ!
二十五年前に三人の死を予言し姿を消した、
百発百中の予言者「ヒミコのオッサン」。
漫画家志望の大輝と、ミュージシャン志望の茂夫は、
軽い気持ちで彼の行方と正体を探りはじめる。
当時をよく知る人々の取材をするうちに、
二人が辿りついたのは、想像を絶する恐怖の真相だった……。
「粘膜シリーズ」で人気沸騰中の飴村行が、
約二年間の沈黙を破って放つ、渾身の怪作。
内容説明
二十五年前に姿を消した、百発百中の予言者「ヒミコのオッサン」。軽い気持ちで彼の正体を探りはじめた二人の若者は、想像を絶する恐怖の真相に辿りつく…。ホラー界のスーパースターによる、規格外の怪作。
著者等紹介
飴村行[アメムラコウ]
1969年、福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年『粘膜人間』で第十五回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞しデビュー。第二作『粘膜蜥蜴』は「このミステリーがすごい!」で六位にランクインするなど話題を呼んだ。10年、同作で日本推理作家協会賞を受賞。ホラー、ミステリー、ユーモアを融合させた独自の作風で注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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