植村直己・夢の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163900094
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本人初のエベレスト登頂、五大陸最高峰制覇、北極点単独行。数々の偉業を達成した植村の生涯を、元編集者が様々な角度から描く。

南極大陸単独横断の夢半ばにして、マッキンリーの氷雪に植村直己が消えて30年―。

日本人初のエベレスト登頂、犬橇による北極圏1万2千キロ走破、北極点単独行とグリーンランド縦断。数々の偉業を達成してきた植村直己とは、どのような人間だったのだろう。

目次(抜粋)
「単独行」
「冒険家の食欲」
「先住民に学ぶ」
「現地から届いた手紙」
「エスキモー犬」
「公子さんのこと」
「南極の夢」

目次からわかるように、本書は時系列に植村の生涯を追うのではなく、彼を語るうえで欠かせないキーワードで人生を多面的に切り取り、稀代の冒険家の光と影の部分を鮮やかに浮かび上がらせている。
16年間、植村の活動を支え、夢を共に追い続けてきた著者にしか書けない、知られざるエピソードが満載。ウェブナショジオの人気連載を、単行本化にあたり大幅に改稿しました。
植村に憧れた人も、植村を知らない世代も、間違いなく楽しめる「植村」伝・決定版です。

内容説明

日本人初のエベレスト登頂、犬橇による北極圏1万2千キロ走破、北極点単独行とグリーンランド縦断―。没後30年、初めて描かれた稀代の大冒険家の肖像。

目次

始まりと終わり
単独行
冒険家の食欲
先住民に学ぶ
冒険旅行に出る前に
現地から届いた手紙
『青春を山に賭けて』の時代
エベレストを越えて
故郷
エスキモー犬
北極点単独行
公子さんのこと
南極の夢
マッキンリーの氷雪に消えた

著者等紹介

湯川豊[ユカワユタカ]
文芸評論家、エッセイスト。1938年新潟市生まれ。1964年慶應義塾大学文学部仏文科卒、文藝春秋に入社。『文學界』編集長、同社取締役などを経て退社。2003年4月から東海大学文学部教授、京都造形芸術大学教授を歴任した。2010年『須賀敦子を読む』で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ichi

18
【図書館本】著名登山家も崇拝する植村直樹さんについてあまり存じ上げない世代であることもあり、全体の奇跡を知るために読みました。2017/10/21

カワセミ440

3
植村直己さんがマッキンリーで遭難して30年以上経つんだ・・あのニュースにはビックリした覚えがある。不死身の人なんだろうなって思ってたし。この本でその人となりが私の想像以上の冒険家だったんだって改めて思い出させてくれました。(二人っきりの時には)奥さんの公子さんに拗ねて怒って怒りまくる?っていう植村さんにちょっとだけ親しみを感じます、それだけ信頼してたんだろうな、奥さんの事。2017/05/26

ma2373

3
植村直己の夢をともに追い続けた元文藝春秋の担当者による著。冒険家としての植村の生き方や人間としての実像を立体的に描いている。植村直己について知識のない人も本書はいい入門書になるであろう。また、本書の中で紹介されている植村自身による書物などを併読すれば、この日本いや世界を代表する冒険家についてより深く学べるだろう。2014/04/25

uusak

2
大氷原に赤い帆をあげ犬ぞりを駆る植村直己。計画段階では緻密さに欠くかも知れないが、ひとたび行動に移すとどんな困難にもひるむことない行動力。2014/08/10

shishi

2
[B-]植村直己入門としてはいいかもしれない。全体的に重複が多く、踏み込んだ記述も特になく、植村の略歴を詳しく述べたような本なので植村自身の本を読んだことのある人は、つまみ読みで十分だし、むしろ植村について知りたければ植村自身の本を読んだ方がいい。2014/03/22

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