出版社内容情報
相撲好きが高じ少年は行司になった。激しい稽古、間延びする自由時間、やめていく若手……角界の裏方の生態を描く、斬新な青春小説。
相撲好きの少年は、相撲記事となれば、小さな三面記事まで切り抜かずにはいられない。相撲中継に夢中で勉強は一切しない。自分の体格に見切りをつけ、行司の道を選んだ彼は、砂と汗にまみれたエキサイティングかつ単調な青春を送る――第149回芥川賞候補作。併録「乾燥腕」は第110回文学界新人賞受賞作。ひとり暮らしの若い男の、不快と、それと背中合わせの奇妙な悦びを描き、独特のおかしみを醸し出している。
内容説明
少年は、相撲に関する記事をゴシップにいたるまで、なんでも切り抜いた。高校に通う時間が惜しく、相撲部屋の行司になった。知られざる角界を内側から描いた表題作、またニート寸前の若者を描いた第110回文學界新人賞受賞作「乾燥腕」を収録。
著者等紹介
鶴川健吉[ツルカワケンキチ]
1981年、東京都生まれ。都立高校中退後、相撲部屋に行司として入門。2007年大阪芸術大学芸術計画学科卒業後、コマーシャル制作会社、映画制作現場、温泉旅館などで働く。10年「乾燥腕」で第一一〇回文學界新人賞を受賞。13年「すなまわり」が第一四九回芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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