十津川警部 陰謀は時を超えて―リニア新幹線と世界遺産

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163811604
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

雑誌記者が世界遺産・白川郷で入手した秘薬を巡って起きた殺人事件。高速鉄道をめぐる陰謀うずまく中、事件は驚愕の結末を迎える!

内容説明

雑誌「われらの時代」の編集者、若杉誠は、取材で名古屋と世界遺産・白川郷を訪れた。名古屋では新幹線の最先端技術を、白川郷では世界遺産の現状を取材したが、若杉には別の目的があった。白川郷に古くから伝わるがんの秘薬を入手すること―。その薬をめぐって起きた殺人事件は、二〇二七年開業予定のリニア中央新幹線計画と、見えない糸でつながっていた。リニア新幹線=日本の「未来」と、世界遺産=守るべき日本の古き良き「過去」が、十津川警部の中で結びついていく。トラベル・ミステリーシリーズの最新刊。

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。陸軍幼年学校で終戦を迎え、都立高校を卒業後、作家を目指し多くの職業を経験。63年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。65年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞を、81年に「終着駅殺人事件」で第34回日本推理作家協会賞(長編部門)を受けた。鉄道をモチーフにした推理小説の世界を切り開き、トラベル・ミステリー隆盛の立役者となった。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を、10年には第45回長谷川伸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかひー

2
★★ 読んでいて面白さを感じられなかった。残念。2015/07/21

Keiko

2
うーん、正直どんどんつまらなくなる十津川警部シリーズですね。登場人物がやたら多くて視点がぶれてしまうし人物を魅力的に書けてないからしんどいです。昔は大好きなシリーズだっただけに残念です。2015/02/06

kaizen@名古屋de朝活読書会

1
名古屋と白川郷の話題。リニアと世界遺産。西村京太郎,山村美紗で不満だったのは,名古屋が乗り換えだけで,肝心な話題にならないことだった。今回は2つの面で満足。一つは味噌煮込み。もう一つは秀吉。 味噌煮込みにかぼちゃを入れたのは食べたことがありませんでした。ごぼうが入った味噌煮込みはおいしいです。秀吉は名古屋の中村の出。ひょうたんの馬印。 まだ、いくつかの面で不満が。味噌に込みは名古屋駅にも山本屋本店はあるのに,中村区太閤通り行った理由がない。名古屋で三英傑というと,信長,秀吉,家康だという話しがでてこない。2012/08/09

やすひで

0
ミステリーとしてより企業戦略の醜さだけが印象に残る。2012/05/03

satukiymama

0
つい先月白川郷に行った所でしたので、おもわずてにとりました。リニアモーター新幹線と白川郷の組み合わせがおお!いう感じ2012/03/12

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