地球の穴場―仙人の村から飛行船まで

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163754109
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日常を離れ旅にでた作家の眼に写ったものは? オホーツク、沖縄、中国、ケニア……。どこへ行ってもかわらない人々の生きる姿。

内容説明

ちょっと変わった旅をしよう!中国、タスマニア、アフリカ…そして、観光ガイドではわからない北海道・沖縄の魅力。作家の眼で見つけた、とっておきスポットへの招待。

目次

中国の六つの赤
自分のための中国みやげ
マースのちから―沖縄を旅する
オホーツク新世代開拓者―北海道の大地
天府の国―四川新紀行
タスマニアの虹
東京空中さんぽ
たまて箱列車で見る夢は―九州鉄道紀行
渇きの大地―アフリカ・ケニア

著者等紹介

乃南アサ[ノナミアサ]
1960年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て作家活動を開始。88年、『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作に選ばれる。96年、『凍える牙』で直木賞受賞。2011年、『地のはてから』で中央公論文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gemi

24
乃南さんの旅本2冊目。主に2005年辺りの『旅』って雑誌に掲載されていたもの。その雑誌、今は休刊らしい。しかしながら旅本を読むと、燻り続けているバックパッカー魂に火が点る。日本ですらまだ北海道や沖縄にも行ったことがない有様。世界にはまだまだ心を揺さぶる何かがたくさんあるんだろうな…行きたい。本やテレビやインターネットで見て聞いて知ったことは、それを実際目にしたり体験することとは大きく異なる。最近は専らインドアなんでもっと外へ出なければ!あ、本の感想としては旅本。それ以上でも以下でもないように感じた。2017/02/18

ぶんこ

21
作家さんの紀行文が続いています。 こちらは、文章と連動した写真があって、その写真もカラーでみ易く、今まででは一番分かり易く、楽しい紀行文でした。 飛行船は、私も乗ってみたくなり調べましたが、法的に許可されなくなったようで、残念です。 ケニアに行くのも夢なので、その時に気球に乗りたい! 九州の列車の案内も、写真があったので分かり易く、夢が広がりました。 中国の麗江地域にも行ってみたいと思っていたので、どんな所かが分かり易く書かれていました。 さすがは作家さんで、文章力の勝利といった感じでした。2014/04/20

これでいいのだ@ヘタレ女王

20
著者の旅ものエッセイは初めてだったが、グイグイ引き込まれていき、読み終えてしまうのが勿体無く思えた程だ。中国チベットなどの地の果てから上海などの都会まで各地、アフリカのサバンナ、オーストラリアのタスマニア島、沖縄、九州は新幹線ツバメ、玉手箱の旅、北海道オホーツク、ツエッペリンで東京を空から観光と一味も二味も違う旅の数々。早く気力体力、復活させて自分も出掛けたい!と思わせてもらえた一冊。角田光代氏の旅ものより個人的には同じ体温、感性の人という感じで楽しめた 2014/12/09

まつじん

16
なんか期待してたのと違いました。穴場=危険地帯と勘違いしてるのは私だけ?2012/09/09

DEE

11
中国の奥地やタスマニア、ケニアなど普通の旅行者にはあまり馴染みのない場所への旅。 移動が制限されているこの時期、羨ましさだけが募る。2020/09/01

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