出版社内容情報
最強のサッカークラブ、バルサ。その下部組織に入団した初の日本人、久保建英君の父が、平凡なサラリーマン一家の非凡な子育て法を大公開。
内容説明
リオネル・メッシを擁し、世界最強とも称されるスペインのサッカークラブ、FCバルセロナ(略称バルサ)。その下部組織「カンテラ」は7歳以上の地元出身者が対象で、外国人の入団を認めても、原則13歳から。日本から初入団の快挙を成し遂げた久保建英君は、当時9歳。技術に加え、メンタルの強さや理解力・判断力が高く評価されたと言われる。「バルサに行きたければ、バルサの練習をしよう」と考えた親子の、9年間の試みを全公開。
目次
第1章 バルサに行きたいなら、バルサの練習をする
第2章 外遊びと読書で、体幹とメンタルを鍛える
第3章 ステップ1 幼年期 まずは親子でサッカーを楽しむ
第4章 ステップ2 年中・年長時代 シュートの形を教え、勝つ喜びを経験させる
第5章 ステップ3 小学生時代 試合に役立つスキルを、一つでも多く身につける
第6章 親はマネージャーになる
著者等紹介
久保建史[クボタケフミ]
昭和46年生れ、和歌山県出身。筑波大学体育専門学群卒業。同大学サッカー部OB。平成6年ミサワホーム株式会社入社。大学在学中に他の部員同様地域の少年サッカーの指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた
11
9歳でバルセロナのカンテラに入団。両親がどのように育ててきたかが書かれています。普通のサラリーマン家庭だし、なんとなく自分も真似できそうに思えるんだけど、いざ、こどもを目の前にするとそこまでできないな。サッカーの練習について多く割かれているが、その着眼点は他のスポーツや生活でも応用できそう。よくできた時は褒めてあげる。そうでなかった時はその努力を褒めてあげる。2013/04/16
パスティル
7
親の努力を切々と感じました。軸がしっかりしていて、子供の一番のファンであるとのこと。学ぶことが多い本でした。健英君はたしか中学1年生。もとい、久保選手が適当か?彼が日本代表で活躍する青写真が浮かびます!2014/07/27
勧善寺藍(かんぜんじ あい)
4
図書館にて。 「サッカー好きでやってたらバルサに入れた」 もんだと思ってたら 「バルサでプレーするにはどうしたらいいか?」 という逆算でやってたとは。2019/07/20
Opus13
3
たしかに8年前の本ではあるのだけど、ワールドクラスの上澄みレベルで久保くんが活躍している現在において、この本があまり読まれていないのは個人的には不思議。2020/07/18
hironob
3
テレビは見せない、おもちゃは置かない(きりっ)、俺の教育方針どや、みたいな内容でちょっときつかった。2019/06/10