出版社内容情報
古事記編纂1300年に当たる今年、ベストセラー『口語訳古事記』の著者が「あらすじ」でさらにわかりやすく、その謎と魅力を伝えます。
内容説明
日本人なら一度は読んでおきたい日本の始まりのものがたり。ベストセラー『口語訳 古事記』の著者が「あらすじ」でさらにわかりやすく、「解説」でその謎と魅力に迫る。
目次
其の1 イザナキとイザナミ
其の2 アマテラスとスサノヲ
其の3 出雲に降りたスサノヲ
其の4 オホナムヂの冒険
其の5 ヤチホコの求婚と国作り
其の6 国譲りするオホクニヌシ
其の7 地上に降りた天つ神
其の8 東へ向かうイハレビコ
著者等紹介
三浦佑之[ミウラスケユキ]
1946年、三重県生まれ。国文学者、古代文学・伝承文学研究者。千葉大学教授を経て、立正大学教授。『村落伝承論』で第5回上代文学会賞(88年)、『口語訳 古事記』で第1回角川財団学芸賞(03年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天の川
12
神話の舞台となった場所の写真がふんだんにあって、これまで以上にイメージが膨らみました。こうのさんの『ぼおるぺん古事記』でおおらかな神様達の話を堪能し、この本のそれぞれの話に関する解説で、寓意の読み解きや世界の神話との関連、日本書紀との立ち位置の違いなどを知ることができました。実はこれよりもっと易しめの本を図書館に予約したつもりでした…。カウンターで、受け取って、「あ~、間違えた!」と思ったのですが、こちらも入門編程度で、興味深く、楽しめました。2012/11/21
yukinko
4
古事記に関する本2冊目。(といっても、1冊目は「五月女ケイ子のレッツ!!古事記」というマンガですが(^_^))他にも詳しい人から話を聞き、TVの特集を見、神社を巡り、出雲に行き...ようやくたくさんの個性的な神様について頭に入ってきた感じ。まだまだ古事記の世界の入口です。ごめんください!といった感じです。2014/02/15
mari
4
ゆかりの神社や史跡のカラー写真があって幻想的な気分にひたれました。あらすじなのでサクッとわかりたい人にはいいのかもしれません。ちょっと「ええっ?」と思った所もあったので☆は2つかな。2012/10/06
なつみかん
2
NHK 100分で名著、九月の題材が「古事記」が思いのほか面白くマイブームに入ってしまった。2013/09/07
nori_koi
1
もう癒しの1冊。永遠眺めてられる。古事記好き、神社好きにはたまらん本。