出版社内容情報
壮快な啖呵はもちろん、著者の経験が滲む回答で人気の人生相談が1冊に。抱腹絶倒、なのに、本物の大人の生き方が見えてきます。
内容説明
「一目惚れで夜も眠れません」「年寄りのわがままに困ってます。一発ギャフンと…」「最愛の人を亡くしました」「息子が主人に似てバカなんです」―人生、こんなはずじゃなかったシュク女・ダメ男へ送る、驚きの名・迷回答。
目次
序章 悩んでるうちがハナなんだよ
憤の章 年寄りは昔からワガママな生き物なの
嘆の章 面白いってのは仕事じゃないって
悶の章 人生は残酷という瓦礫の上を歩くもんだ
迷の章 少しは苦い酒も覚えたらどうかね
終章 揺さぶられた時にこそ人間の真価は問われるぞ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pdango
47
★★★★☆伊集院静、めっちゃくちゃカッコイイ!!!2018/05/17
にく9
29
適当に答えてるので吹き出してしまう、気楽に読める人生相談。たまに(笑)深いものが混じってるのが曲者で楽しみながら読めた。本気でこんなこと投稿してるのか?狙ってるでしょ?みたいなのが多いけれどそんなことで悩んでる人がいるんだと思うと自分はのほほんと生きてるな、と実感。2014/11/10
katoyann
18
週刊文春連載の人気コラム。2011年から12年あたりまで。無頼派作家が読者の悩みに答える。いま最もお悩み相談に適した作家といえる。なんと言っても優しい。そしてやはりギャンブラー。決断が潔い。一つ正義の芯があって、差別的な言動は取らず、人のことも見下さない。日常生活であれば馬鹿にされるような片思いの話も応援するし、女性に悪態をつき、嫌がらせをする男性には叱責する。息子が男性の恋人を連れてきたと悩む親には、なぜ冷たくするのだ、と指摘する。不登校の相談も学校に戻せとは言わない。惚れてしまうわ。2022/02/17
陽色
14
軽妙な相談と回答の掛け合いが、思わずくすっ笑ってしまうところが多くて読んでいて気持ちが軽くなりました。2013/06/25
ここぽぽ
13
軽快な文面と不思議なお悩みの数々。思わずクスリとなったり、しんみりしたり。手軽に読めた。2025/01/31