出版社内容情報
ペレ、バッジョ、中村俊輔、香川真司…カズと関わってきた人たちが書いた、心こもる手紙。カズの“ＫＩＮＧ”たるゆえんが明らかになる。
内容説明
世界中から届いた手紙が語る、カズの人生。
目次
第１章 夢と希望の国ブラジルから
第２章 挑戦の地ヨーロッパから
第３章 監督から
第４章 仲間から
第５章 後輩から
第６章 恩師から
第７章 友人・家族から
著者等紹介
三浦知良［ミウラカズヨシ］
１９６７年、静岡県生まれ。静岡学園高校１年の途中で、ブラジルのＣＡジュベントスに留学。８６年にサントスＦＣとプロ契約。ＳＥマツバラ、キンゼ・デ・ジャウー等への移籍を経て、９０年帰国。読売サッカークラブに入団。Ｊリーグ元年の９３年に、ヴェルディ川崎を優勝に導き、ＭＶＰを獲得。同年、アジア年間最優秀選手賞も受賞した。９４年、イタリアのジェノアに移籍。翌年ヴェルディに復帰し、９８年末からクロアチア・ザグレブへ。９９年６月に帰国し、その後京都パープルサンガ、ヴィッセル神戸を経て２００５年１１月から０６年１月までシドニーＦＣにてプレー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
45
日本のサッカーのレベル・アップ、人気の獲得の外せない貢献者の一人であるキング・カズの凄さがわかる一冊。サッカーファンは読んで欲しい本。サッカー不毛の時代に、ブラジルでプロになり「日の丸を背負ってワールド・カップに出るのが夢だ」と当時は本人も自信が有ったかわからないかも知れないのに、そこにスポットを当て、Ｊリーグの発展の立役者になった。またいまだに40歳を超えて現役で続けている情熱に頭が下がる。日本の政治家もカズのたゆまない努力を見習って欲しい。所々泣けてしまうくらいカズの人としての器に脱帽。書き切れない2014/04/25
しょーた
26
自分たちの世代のサッカー少年にとって憧れのヒーローだったカズ。そのカズのルーツが多くの仲間によって手紙形式で語られる。ジーコやペレ、ロベルト・バッジョなどカズが挑戦した地のスター選手に始まり、監督、仲間、後輩、恩師、友人、家族ら５５人の手紙とその返事から、カズの人柄や生き様が明らかになる。改めて、カズの懐の広さと挑戦し続ける姿に尊敬の念を抱いた。夢をあきらめず、ファンに夢を与え続け、日本サッカー界に大きな影響を及ぼしたことは間違いない。この本は、生きる力を奮い立たせてくれる一冊となった。2014/06/14
masayuki hakari
10
Jリーグ・ドーハ世代にとっては、ふと泣けてくる手紙も多く、また、記されている内容から伝わるカズさんの存在自体が、自分を戒めてくれます。進行形なのがこれまた…改めて、尊敬の一言。2016/09/19
kiho
6
やはりスゴイ人…たゆみない努力があってこそ、彼ならではの信念と勇気と自信が生まれる☆それと、いかにサッカーを愛しているかがよくわかりました♪多彩な交友ぶりもＫＡＺＵの人間的魅力。2013/03/31
ヒロチカ
6
カズの人柄がにじみ出ている本です。最後に手紙をもらったことも出したことも、もう遠い昔のことで思い出せません。この本を読んで、手紙っていいなぁと感じました。周りの人の節目に手紙を渡す習慣を付けていきたいなと思います。2012/03/22
