内容説明
137億年の歴史を42のテーマで語る。歴史を点ではなく、つながりで考える。西洋が中心ではない。アジア、南アメリカ、少数民族、イスラム、等々多元的な視点で理解する。地球的な規模で人類の文明も相対化する。豊富なイラストと写真で旅するように歴史を感じる。科学と歴史、その接点を考える。
目次
第1部 母なる自然―137億年前~700万年前(ビッグバンと宇宙の誕生;生命はどこからきたか;地球と生命体のチームワーク;化石という手がかり;海は生命の源;生命の協力体制;進化の実験場;恐竜戦争;花と鳥とミツバチ;哺乳類の繁栄)
第2部 ホモ・サピエンス―700万年前~紀元前5000年(冷凍庫になった地球;二足歩行と脳;心の誕生;人類の大躍進;狩猟採集民の暮らし;大型哺乳類の大量絶滅;農耕牧畜の開始)
第3部 文明の夜明け―紀元前5000年~西暦570年ごろ(文字の発明 シュメール文明;王は神の化身 エジプト文明;母なる大地の神;金属、馬、車輪;中国文明の誕生;仏教を生んだインドの文明;オリエントの戦争;ギリシア都市国家の繁栄;覇者が広めたヘレニズム文化;ローマ帝国の繁栄と衰退;先住民の精霊信仰;コロンブス以前の南北アメリカ大陸)
第4部 グローバル化―西暦570年ごろ~現在(イスラームの成立と拡大;紙、印刷術、火薬;中世ヨーロッパの苦悩;富を求めて;大航海時代と中南米の征服者たち;新大陸の農作物がヨーロッパを変えた;生態系の激変;ヨーロッパ人は敵か味方か;自由がもたらした争い;人類を変えたテクノロジー;白人による植民地獲得競争;資本主義への反動;世界はどこへ向かうのか?)
著者等紹介
ロイド,クリストファー[ロイド,クリストファー][Lloyd,Christopher]
1968年、英国生まれ。ケンブリッジ大学で、中世史を学んだ後、サンデータイムス紙の記者となる。新聞では科学と工学を担当し、文系、理系双方から物事を見る目が養われた。2000年に、教育専門出版社に転職。2010年に、出版社What on Earth Publishing Ltd.を起業した
野中香方子[ノナカキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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