気になる日本語―本音を申せば

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163739809
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本語の乱れに憤り、社会を憂い、戦争を回顧し、故人を偲び、アイドル女優を正しく評価する。ますます活き活きする当代一のエッセイ。

内容説明

アマチュアの時代はこまったものだ―徹底した個人主義を守りつつ、世間にきっぱり物申す。映画の話題も満載。「週刊文春」好評連載単行本化第13弾。

目次

ベスト男優二人+α
年末年始の想い出
不況の正月にテレビを観る
二人の小沢さん
双葉さん、九十九歳で死す
「ちょっとこい」恐怖症
映画「ゴールデンスランバー」と奇妙なイーストウッド論
“検察不況”とコロコロ民族
イーストウッド、初めてのスポーツ映画
加藤ローサの足、藤田まことの急逝〔ほか〕

著者等紹介

小林信彦[コバヤシノブヒコ]
昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文学科卒業。翻訳推理小説雑誌編集長を経て作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。「丘の一族」「家の旗」などで芥川賞候補。平成18(2006)年、『うらなり』で第五十四回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

8
文春文庫「伸びる女優、消える女優」の元本。著者は「悩ましい」という言葉の使われ方を気にしているが、当方も「理解に苦しむ」という意味で使用することに今も違和感がある。あまりにも違和感があって、初めて耳にしたのが、平成6年上司の口からということまで覚えている。2018/08/19

悪い奴ほどよくW(ダブ)る

7
『気になる日本語 本音を申せば』(小林信彦/文藝春秋) “気が弱くなる日は、もう充分に生きた、という気がする。友人たちは病の床にあるか、亡くなっている。特に二〇一〇年は、友人知己がバタバタと倒れた。”長年の読者としては、偶々「週刊文春」を買ってもさらっと目を通すに留め、春に出る単行本で毎晩数編づつ大事に読むという慣習(そんなワケでちびちび読んでやっと昨日読了)は今後も長く続けたい。本文で親しい仲間の仕事が(二件!)ホメられたことも嬉しい記憶。2011/08/16

kobaken

6
敬愛する作家のエッセイ集が今年も読める幸せ(ホント年に一度のお楽しみですね、Feさん)。まっとうな意見と文章が気持ち良い。相変わらず若手映画女優への目配りはたいしたものです。「ヤッターマン」を2度観てDVDまで買ってしまう(しかも福田沙紀目当て?)著者は今年79歳。そんな歳の取り方を、私もしたい。2011/08/07

ガハハ

6
谷啓さんの 話は面白かった。週間文春は たまに 借りて読んでますが、小林さんの コーナーはスルーしてたので、読んでみました。古い映画、見たく なりました!2011/07/29

kokada_jnet

4
映画についての話題などは、それなりに、面白いけれど。「気になる日本語」シリーズは、また、この話題かよと。老人の繰言。しつこすぎる。2011/09/01

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