ウィキリークスの内幕

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163739403
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

米軍イラク民間人射殺ビデオで世界を震撼させた内部告発サイト。多くの謎に包まれた組織のすべてを、元ナンバー2が暴露する!

内容説明

スイス巨大銀行の有名人脱税口座を暴露。カルト教団「サイエントロジー」。戦慄の教義を内部告発。アイスランド金融危機の引き金をひいた銀行腐敗情報。イラク米軍ヘリ民間人射殺ビデオの公開秘話。マニング上等兵をペンタゴンに売ったのは誰か?カルト教団の幹部だった父から逃れ、母親と一緒にオーストラリア国内を流浪していたアサンジの幼少時代。元No.2の独占手記。

目次

すべての権力の破壊を夢見て
ジュリアン・アサンジとの運命の出会い
スイス巨大銀行・脱税天国の闇
狂信教団「サイエントロジー」をやっつける
オールドメディアとの連携
変人ジュリアンとの共同生活
ウィキリークスの資金源
ネット検閲との戦い
「報道の自由の港」構想
カネが人を変える〔ほか〕

著者等紹介

ドムシャイト‐ベルク,ダニエル[ドムシャイトベルク,ダニエル][Domscheit‐Berg,Daniel]
1978年生まれ。マンハイム職業アカデミー大学で応用情報学を専攻。エレクトロニック・データシステムズ社でネットワークエンジニアとして勤務(2009年に退社)し、おもにITセキュリティに携わった。2007年、創設間もないウィキリークスに参加。「ダニエル・シュミット」の変名で2年半の間、ウィキリークスのナンバー2として広報を担当し、情報の自由とネット上の透明性を求める活動に積極的に関わってきた

赤根洋子[アカネヨウコ]
翻訳家。早稲田大学大学院修士課程修了(ドイツ文学)

森内薫[モリウチカオル]
翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

3
どこか読みにくい友情破綻の物語の中に組み込まれた情報は何なのか?ウィキリークスno.2が本書で自身の組織をリークするのなら、読者は、データを加工せずアップするという彼らの信条を信じつつ、本書から有用な情報を引き出す機会が与えられいてるのかもしれない。簡略に触れられる匿名性や機密性を確保する仕組みはもちろん、公開を旨とするこの組織自身の秘匿性は、組織の財政状況や組織、決定、責任の構造の不分明さ、既成メディアに機密文書を渡した他のブローカーの有無、記者会見にアサンジを招く手配をする人物等曖昧な背景も仄めかす。2018/04/27

shiggy

2
著者とジュリアンの愛憎劇って感じでした。もうちょいウィキリークスの仕事面の話を突っ込んで欲しかった。ジュリアンの人間性はほめられたものではないのでしょうが、興味は湧きました。2014/01/16

makura

2
ウィクリークスが関わった企業やメディアとの緊迫したやり取りなんかそっちのけで、ジュリアンが!ジュリアンが!って話ばかりで面白かった。ダニエルが思っている友情がジュリアンには根本的になかったんだろなあ。。って読んでるこっちは思うのに、時間が経っても「あの頃の僕たちは仲良しだった!」って未だに思ってそうなダニエルつらい。 *この本は内部告発っていうか友情(破綻)物語として面白かったです*2013/11/03

よく読む

1
性格が狂っててビジョンを信奉してて技術力がずば抜けてないといけないようだ。2017/09/09

まほ

1
この著者はブリュールさん程いい人じゃない気がする。一目ぼれした相手に完全な片思いだった辛さ、けど認めたくない男の見栄・・・(涙)。2014/02/11

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