出版社内容情報
非行や犯罪遭遇率が一番高い放課後。日本には、塾とゲームしかないのか? 豊かな放課後のために立ち上がった若者たちの物語。
内容説明
放課後、今の子どもたちは、どこで何をして過ごしているのでしょうか?空き地や広場でみんなで野球や鬼ごっこ、というのはもう昔の話。塾や稽古事に追われているか、ゲーム遊びに夢中になっているか、そうでなければ、遊び相手もなく孤立しているか―。今の子どもたちは外遊びをせず、どんどん内向きになっていて、放課後、多くの仲間たちと楽しく過ごせる「居場所」なんてないのです。そのうえ親は親で忙しく、かといって、親に代わって見守ってあげる大人もいません。そしてそのことが、学力や学習意欲の低下など、彼らの成長に大きな障害となっています。今こそ、放課後の子どもたちに「豊かな居場所」を!塾やゲームを凌駕する「楽しい学びの場」を!本書は、こう決意して放課後改革に立ち上がった男たちの七年間の軌跡です。
目次
序章 放課後が危ない
第1章 二人のキーマン
第2章 アメリカの放課後改革
第3章 日本にも作ろう!
第4章 次のステップへ
終章 世界中で放課後が変わる
著者等紹介
川上敬二郎[カワカミケイジロウ]
1973年、東京都生まれ。96年、慶應義塾大学経済学部を卒業。同年、東京放送(TBS)に入社。ラジオ制作、ラジオニュースの記者を務めた後、テレビの報道局に移る。社会部記者、夕方のニュース番組デスク等を経て、2008年より「報道特集」ディレクター。2003年4~6月、「米日財団メディア・フェロー」としてアメリカの放課後改革を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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