出版社内容情報
真珠湾攻撃の8日前、山本五十六は「日米戦うべからず」の大バクチを打っていた。五十六の愛国と勇気の全貌が初めて明らかになる!
内容説明
昭和十六年、開戦までの半年間に起きた出来事のなかには、関係者の日記、覚書、さらに回想録には記されない重大な出来事があった。奈落の底に落ち込もうとする日本を、山本五十六は引き戻そうと試みていた。大作『昭和二十年』を書き継ぐ歴史家によって、いま、その事実の輪郭が浮かび上がる―。
目次
第1章 活字に残されている昭和十六年十一月三十日
第2章 永野修身、高松宮、対ソ戦を阻止しようとして
第3章 高松宮、九月六日の「御前会議の不徹底につきてお話した」
第4章 山本五十六、対米戦を回避しようとして
第5章 高松宮、三十四年後に秘密に触れる
第6章 山本五十六の十一月
第7章 その日、十一月三十日
第8章 なぜ、木戸幸一は戦争を選んだか
第9章 その日の真実を明かすまいとした人びと
著者等紹介
鳥居民[トリイタミ]
1929(昭和4)年、東京に生まれ横浜に育つ。日本および中国の近現代史研究家。日中米の夥しい資料を渉猟し、調査・考察を重ねて独自の史観を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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