カムバック、コモ―保護犬コモと私の家族の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163727400
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0098

出版社内容情報

シェルターから引き取った困った犬、コモ。なかなか心を開かないコモと少しずつ絆を結んでゆく3人家族。犬好き感涙のノンフィクション。

内容説明

父はコラムニスト。母は学校の先生。ウィン夫妻は犬を欲しがる中学生の娘フィービーに押し切られ、ついに犬を飼うことに決めた。せっかくだから保護施設に収容された犬を助けることにしようと、施設から引き取ってきたのが雑種のテリアの保護犬コモだった。ところがコモは問題行動ばかり引き起こす。夜になればプラスチック製の寝床を食い破って脱走、ドアが開いていれば猛スピードで脱出を試みる。もちろん、おもらしも。そんなコモに振り回されて一家がへとへとになった頃、ようやくコモは心を開きはじめて…家族に加わった一匹の犬の引き起こす騒動と、そのおかげで深まってゆく家族の絆をユーモラスに綴る三年間の記録。

目次

脱走
わが家にコモが来る前
それまで飼っていたペットたち
ほかの犬たちの思い出
誕生日おめでとう
魂を奪われて
犬の寝床作り
三十日以内
善きサマリア人のチョコバー
降伏
基本トレーニング
社交性
脱走犬
外科病院へ
魔法の王国
ケージから自由に
“Z”
湖、浜辺、海沿いの公園
玄関のコモ

著者等紹介

ウィン,スティーヴン[ウィン,スティーヴン][Winn,Steven]
フィラデルフィア生まれ。『サンフランシスコ・クロニクル』のスタッフ・ライターを長く勤めた。ライターとして、『ニューヨーク・タイムズ』、『スポーツ・イラストレイテッド』、『ナショナル・ランプーン』、『グッド・ハウスキーピング』などに寄稿している。妻子とともにサンフランシスコに在住

佐藤耕士[サトウコウジ]
1958年生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘブンリー

2
犬を飼うのはあこがれだけど、やはり甘いだけではないんですね~特に保護犬は、心に傷があると、なかなか大変そう。でもそんな中で絆が作られていくこの物語は悪くなかったです。2012/10/27

izumiumi

0
(未読メモ)テリア本とのこと2010/12/08

Lole

0
保護犬を飼う大変さは、仔犬飼育とは全く違う。 この本は、保護犬飼育の困難と飼い主の心の揺れ、そしてやがて、築かれていく絆に癒されていく作者達の心の成長が如実に表現されている。 コモを飼うまでの悩み、期待、飼った後の後悔と焦り、思い通りにならない事へのイライラ、生命に対する責任の重さ、そして、突然訪れる転機とも言うべき、コモへの愛の芽生え、と言ったものが、文章全てに込められていて、実際に自身でコモを育てている気にさせられるのだ。 保護犬の本は多々あるが、飼い主の心のありようを最もリアルに綴った作品だと思う。2020/04/01

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