出版社内容情報
シェルターから引き取った困った犬、コモ。なかなか心を開かないコモと少しずつ絆を結んでゆく3人家族。犬好き感涙のノンフィクション。
内容説明
父はコラムニスト。母は学校の先生。ウィン夫妻は犬を欲しがる中学生の娘フィービーに押し切られ、ついに犬を飼うことに決めた。せっかくだから保護施設に収容された犬を助けることにしようと、施設から引き取ってきたのが雑種のテリアの保護犬コモだった。ところがコモは問題行動ばかり引き起こす。夜になればプラスチック製の寝床を食い破って脱走、ドアが開いていれば猛スピードで脱出を試みる。もちろん、おもらしも。そんなコモに振り回されて一家がへとへとになった頃、ようやくコモは心を開きはじめて…家族に加わった一匹の犬の引き起こす騒動と、そのおかげで深まってゆく家族の絆をユーモラスに綴る三年間の記録。
目次
脱走
わが家にコモが来る前
それまで飼っていたペットたち
ほかの犬たちの思い出
誕生日おめでとう
魂を奪われて
犬の寝床作り
三十日以内
善きサマリア人のチョコバー
降伏
基本トレーニング
社交性
脱走犬
外科病院へ
魔法の王国
ケージから自由に
“Z”
湖、浜辺、海沿いの公園
玄関のコモ
著者等紹介
ウィン,スティーヴン[ウィン,スティーヴン][Winn,Steven]
フィラデルフィア生まれ。『サンフランシスコ・クロニクル』のスタッフ・ライターを長く勤めた。ライターとして、『ニューヨーク・タイムズ』、『スポーツ・イラストレイテッド』、『ナショナル・ランプーン』、『グッド・ハウスキーピング』などに寄稿している。妻子とともにサンフランシスコに在住
佐藤耕士[サトウコウジ]
1958年生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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