がん 生と死の謎に挑む

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163725703
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自らもがんの手術を受けた筆者が、がん研究の最前線を世界中で長期取材。がんの正体に迫り大反響を呼んだ番組を収録したDVD付き。

内容説明

大反響を呼んだNHKスペシャルを単行本化。番組DVD付き。

目次

第1章 がん生と死の謎に挑む(「がんとどう向き合ったらよいのか」;従来のがん番組とは一線を画す;がんは遺伝子の病気;検出できない微小転移 ほか)
第2章 「僕はがんを手術した」(宣告;主治医との対話;膀胱にメスが入ったとき;がんという敵の正体)
資料 NHKスペシャル「立花隆思索ドキュメントがん生と死の謎に挑む」完成台本

著者等紹介

立花隆[タチバナタカシ]
1940年長崎県生まれ。64年東大仏文科卒業。同年、文藝春秋入社。66年退社し、67年に東大哲学科に学士入学。在学中から評論活動に入る。74年の「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文藝春秋」11月号)は首相の犯罪をあばいて社会に大きな衝撃を与えた。人文、社会、科学など、その活動範囲は広い。菊池寛賞、司馬遼太郎賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

41
2011.05.01 (立花隆) 1940、長崎県生まれ。1960、東京大学仏文科卒。1967、東京大学哲学専攻、学士課程入学。(完成台本) TW=テロップワード(字幕)。Q=ナレーションのタイミング。ON=現場の音を聞かせる。2011/05/06

壱萬弐仟縁

30
DVDは借りなかった。 がんとは、細胞の病気(27頁)。 新薬開発するも、 耐性能力を身に着けるがんの変異力(35頁)。 敵もさるもの。 がんにも個性がありすぎるくらいある(38頁)。 個別に効果的な治療を施すのは至難の業。 がんの本質は、DNA上に変異が蓄積し、 結びつき発症する病気(41頁)。 素人ながら思うのは、 変異する前に、 先回りして予想してブロックすること。 これが可能になれば、 増殖を防げるのでは? という仮説だ。  2014/05/03

ぐうぐう

17
がんとは生命そのものであり、がんを治すとは生命を殺す行為に他ならない。この残酷な二律背反に、人類はいかに抗うか、共存するか、もしくは敗北するか。がんというものに対してぼんやりと持っていた定義を、その根底から覆させられる衝撃の内容だ。現代医学の無力さに(つまりそれは、がんというものの手ごわさに)、読後、正直、途方に暮れてしまった。2011/01/20

sas

16
がんは日本人の2人に1人が罹り、3人に1人が死ぬ病気。にもかかわらず、がんを正しく理解している人は少ないのではないか。がんの克服が絶望的なことがよく分かる本。2012/09/14

Kokko

8
ガン治療で疑問に思ってた事が解決した。NHKスペシャル見てから読めと最初に書かれていて、題名だけで図書館から借りた私は唖然・・・でもとりあえず読んでみたら、大体の仕組みと言うか形はわかったので読んで良かった。これから、自分自身や近い人がかかるかもしれない病気なので為になりました。かなり厄介な病気で引きましたけどね(T-T)2014/01/27

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