出版社内容情報
『乳と卵』に続き『ヘヴン』が大ヒット。作家はその好奇心と知力を発揮して、永井均ら知の最前線6人とめくるめく対話を交わした。
内容説明
精神分析、生物学、文学、哲学をめぐって、第一線と語りつくす。川上未映子の思考の軌跡。
目次
川上未映子、精神分析に勧誘される×斎藤環
生物と文学のあいだ×福岡伸一
性の呪縛を越えて×松浦理英子
世界はコトバで満ちている×穂村弘
からだ・ことば・はざま×多和田葉子
哲学対話1 ニーチェと、ニーチェを超えた問い×永井均
哲学対話2 『ヘヴン』をめぐって×永井均
著者等紹介
川上未映子[カワカミミエコ]
1976年、大阪府生まれ。「夢みる機械」(2004年)「頭の中と世界の結婚」(2005年)などのアルバムをビクターエンタテインメントより発表。2007年、初めての中篇小説「わたくし率イン歯ー、または世界」が第137回芥川賞候補となる。同年、坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。2008年「乳と卵」が第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわさされるわそらええわ』で中原中也賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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