中国―巨大国家の底流

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163720104
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なぜ食品に毒が入れられるのか? なぜ暴動や汚職事件が頻発するのか? 変貌し続ける巨大国家の今を最新の現地情報で解き明かす。

内容説明

世界金融危機と農民・暴動・少数民族の反乱・食品汚染・ネット世論とナショナリズム…激動の大国の深部で何が起こっているのか?これからどこに向うのか?建国60年を迎えた「革命国家」の変貌を、気鋭の研究者が現地情報を駆使して読み解く。

目次

序章 建国60年―「革命国家」の変貌
第1章 世界金融危機と中国
第2章 暴動―なぜ民衆は立ち上がったのか
第3章 少数民族―チベットと新疆の反乱
第4章 四川大地震―災害と中国政治
第5章 食の安全―「メラミン混入事件」の謎を追う
第6章 ナショナリズム―「動員」された愛国主義
第7章 資源―中国の台頭と世界
第8章 中国共産党―革命党から利益集団へ
終章 底流―『08憲章』と民主化のゆくえ

著者等紹介

興梠一郎[コウロギイチロウ]
神田外語大学教授。専攻は、現代中国論。1959年大分県生まれ。九州大学経済学部卒。三菱商事中国チームをへて、カリフォルニア大学バークレー校大学院修士課程修了。東京外国語大学大学院修士課程修了。外務省専門調査員(香港総領事館)、外務省国際情報局分析第二課専門分析員、参議院第一特別調査室客員調査員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Uたロー

0
中国共産党による一党支配の弊害が至る所で噴出しているが、今のところ当局は何とか押さえている模様。しかし、やがていつかは押さえきれなくなるだろう。問題はそうなった時、日本を始め世界に与える影響が非常に大きいということだ。幸いにも知識人の中に良心的な考えを持った人々もいるようだが、彼らの声はまだまだ小さく、中国社会に影響を与えるには至っていない。中国共産党が彼らの意見を取り入れてくれることを願っているが、十中八九無理だろうな。2012/08/03

ともあきほ

0
今の中国について分かりました。だから??という感じですが。 2010/10/15

seicoro

0
☆☆☆ 少数民族チベット&新疆の反乱 四川大地震 メラミン混入事件などに対する 国民の声と党のやり方。2010/05/01

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