岩盤を穿つ―「活動家」湯浅誠の仕事

岩盤を穿つ―「活動家」湯浅誠の仕事

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163719405
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生活保護申請付添い、仕事づくり、保証人引受、ホームレス炊き出し。生々しい社会活動の現場で見てきたこと、経験してきたこと

内容説明

お金がなければアウト、非正規だったら負け組、恋人ができなければ人間失格、マイホームにマイカーがなければ甲斐性なし、病気をすれば自己管理が不十分、老後の貯蓄がなければ人生のツケ。国が企業を守り、企業が男性正社員を守り、男性正社員が妻子を守る。そのルート以外の守られ方は、自堕落・怠惰・甘え・努力不足・負け犬…。いい加減にしてほしい。この「いい加減にしてほしい」に形を与えること、それが活動家の仕事だ。湯浅誠の活動全記録。

目次

第1章 NOと言える労働者に―派遣切りに抗して
第2章 生活保護と野宿者の現実
第3章 貧困は罪なのか?
第4章 自己責任論が社会を滅ぼす
第5章 ぼくは活動家
最終章 政権交代で問われること

著者等紹介

湯浅誠[ユアサマコト]
1969年東京都生まれ。「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」事務局長、「反貧困ネットワーク」事務局長。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1995年よりホームレス支援などにかかわる。『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書、2008年、大佛次郎論壇賞受賞)ほか、多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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