「京味」の十二か月

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 253p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784163718903
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C0077

出版社内容情報

当代最高峰との誉れ高い「京味」の主人、西健一郎が魅せる四季の味。旬の旨みとは何か、平岩弓枝さんとの対談でお楽しみください。

内容説明

旬のものを活かし、季節の移ろいを愉しみ幸せを祈願する―京料理の巨匠が作家を相手に技の全容を明かした垂涎の一〇○余点。

目次

西さんのこと(平岩弓枝)
一月 新春の賑わい
対談(1)願いを込めて
二月 立春の口福
対談(2)走り、旬、名残りもの
三月 早春の息吹
対談(3)桃の節句の菱がれい
四月 芽吹きの春
対談(4)桜と芹と若狭ぐじ
五月 新緑の歓び
六月 初夏の清風
七月 盛夏の祝祭
八月 晩夏の涼味
九月 初秋の実り
十月 爽秋の佳味
十一月 晩秋の味覚
十二月 師走の滋味
「京味」のご飯
「京味」のお正月
特別篇「父、西音松とのこと」

著者等紹介

西健一郎[ニシケンイチロウ]
昭和12(1937)年、料理人・西音松氏の四男として京都に生まれる。京都の割烹店で修業の後、30歳で独立、東京・新橋に「京味」を開店する。命名は裏千家15代家元千宗室、現在の千玄室氏。各界の著名人に愛される名店として名高い

平岩弓枝[ヒライワユミエ]
昭和7(1932)年、東京・代々木八幡神社の一人娘として生まれる。日本女子大学国文科卒業後、戸川幸夫氏に師事。ついで長谷川伸氏主宰の新鷹会へ入会。34年7月『鏨師』で第41回直木賞を受賞。以後、戯曲、舞台演出へと活躍の場を広げ、テレビドラマ、芝居の脚本も多数手がける。平成16(2004)年、文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mayu

7
南国忌で講演されていた平岩さんの本、ということで興味を持ちました。レシピ本ではなく、季節毎の京味のコース?が紹介されていて、旬の物や季節を感じさせる盛り付け、を提案するのが主旨かな、と思いますが、西さんのお料理についてのお話や、ご自身の体験談がとても興味深く、特にお父様とのお話は、とても深い親子の情が感じられ、感銘を受けました。ちょうどおせちを作るタイミングたったので、黒豆やクワイのお話はそうなんだ〜とびっくり。スッポンの三つ骨の話も初耳。読了する前に返却期限が来てしまったのですが、気に入ったのでメモ。2017/01/09

yuzuriha satoshi

3
父 音松の本に続いて 長く語り継がれていく本なのではないだろうか2013/03/20

カキン

2
多くの写真と著者2人の会話で構成されてる。 松茸は海外だとフィンランド産が国産に似ているそうだ。かなり意外。 京味には行っては見たいが高いんだよね。2011/10/24

あおあお

2
美術本のようです 眺めて暮らせます

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/270437
  • ご注意事項