出版社内容情報
スターリンが、金日成が、トルーマンが、マッカーサーが、毛沢東が、そして凍土に消えた名もなき兵士たちが。血の肉声で綴るあの戦争!
徹底したインタビューを積み重ねる手法で、現代史の骨太のテーマをものにしてきたハルバースタムが最後に選んだテーマは朝鮮戦争だった。10年の歳月をかけて取材執筆した直後、不慮の交通事故で逝去。ハルバースタム、最後にして最高の作品。
内容説明
クリスマスまでに戦争は終わるはずだった。中国軍は参戦しない。鴨緑江に北朝鮮軍を追い落とし戦争はクリスマスまでに終わる―。マッカーサーの言葉に、浮足だつ米兵たち。毛沢東が、大軍を朝鮮半島に潜入させて軽装の国連軍を待ち受けていたことも知らずに…。ハルバースタム、最後の作品。
目次
第1部 雲山の警告
第2部 暗い日々―北朝鮮人民軍が南進
第3部 ワシントン、参戦へ
第4部 欧州優先か、アジア優先か
第5部 詰めの一手になるか―北朝鮮軍、釜山へ
第6部 マッカーサーが流れを変える―仁川上陸
第7部 三十八度線の北へ
著者等紹介
ハルバースタム,デイヴィッド[ハルバースタム,デイヴィッド][Halberstam,David]
作家。アメリカが生んだ最も偉大なジャーナリスト。1955年にハーバード大学を卒業後、『ニューヨーク・タイムズ』入社、ベトナム特派員としての経験と広範な取材をもとに、ケネディ政権がベトナムの悲劇に突き進む様を描いた『ベスト&ブライテスト』(1972年)で大きな賞賛をあびる。以降、徹底したインタビューと、エピソードを積み重ねるニュージャーナリズムと呼ばれる手法で、アメリカのメディア産業の勃興を描いた『メディアの権力』(1979年)、日米自動車戦争を描いた『覇者の驕り』(1986年)など、骨太な現代史のテーマを次々とものにした
山田耕介[ヤマダコウスケ]
1935年生まれ。元東京新聞・中日新聞記者。香港支局、マニラ支局長などを経て翻訳業
山田侑平[ヤマダユウヘイ]
1938年生まれ。人間総合科学大学名誉教授。元共同通信記者。ニューヨーク支局員、ブリュッセル支局長などを経て、2000年から人間総合科学大学で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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