出版社内容情報
人気エッセイストが、ゆっくり歩き、しっかり見て、東京の路上で起きる静かな事件を綴った。古びた世界が言葉の力で息を吹き返す。
内容説明
百の視点で写した街の顔、裏の表情、朝と昼と夕暮れ。東京の名所と穴場を文章で撮った本。
目次
反射する平日―上野
とどまる平日―十条
尻ふる平日―早稲田
飛ばない平日―羽田
迷える平日―吉祥寺
決起の平日―泉岳寺
甘い平日―大手町
島の平日―平和島
指さきの平日―円山町
渦まく平日―柴又
聖なる平日―バス観光
著者等紹介
石田千[イシダセン]
1968年、福島県生まれ。東京育ち。國學院大學文学部卒業。2001年、第1回古本小説大賞を『大踏切書店のこと』で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろ
1
ゆっくりとカメラがパーンしていく。可笑しくて切ない、東京の片隅。2009/11/20
やすえ
0
好きな作家2012/05/03
ks
0
ひとは、すこしはなれたところで、かすかに役にたちあう。2011/11/01
saku
0
石田さんの文体が好き。でもこの本はひとつずつが長すぎるように感じられた。2010/10/19
ma-ko
0
なんか読みづらかったな。目に入ったものを淡々と書いてるところが多く東京知らないと入り込めない本でした。 知ってる人だったら面白いんじゃないかなぁ2010/03/27