内容説明
「自衛隊は戦えない」。―「国を護る!」。少年時代から自衛隊を志した著者は、その実態を知り絶望した。なぜ戦えないのか。どうすれば戦えるようになるのか。半生を捧げた自衛隊に警鐘を鳴らす。
目次
序章 フェイズ1 尖閣蠢動
第1章 フェイズ2 尖閣不法占拠(国民を守るために戦ったら「殺人罪」に問われる?;「戦争がない」という前提の法的手続き ほか)
第2章 フェイズ3 尖閣狼群(「国際法の遵守」は事実上の攻撃禁止令である;中立国か、敵国か。識別する前に自分がやられる! ほか)
第3章 フェイズ4 用意周到、動脈硬化(「防衛対象国」筆頭格・中国の侵略シナリオ;自衛隊は組織を変え、実質的な戦力向上を図るべし ほか)
第4章 フェイズ5 敗戦処理(「常在ゴルフ場」のサラリーマン自衛官;自衛隊は賢者か、愚者か? ほか)
著者等紹介
中村秀樹[ナカムラヒデキ]
昭和25年生まれ。福岡県出身。昭和49年防衛大学校卒(十八期)。潜水艦艦長の他、海上幕僚監部技術部、護衛艦隊幕僚、情報本部分析部、幹部学校教官、防衛研究所戦史部等に勤務。平成17年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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