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内容説明
嫁ぐ日の父と娘がいる。幼い日の思い出、舞台にかける互いの情熱、そして娘の結婚―。心洗われる清冽で真摯な24通の手紙。
目次
プロローグ
父から娘へ
娘から父へ
友について
余韻
送り盆の夕に
私の居る「場所」
ミニ幸四郎?
ある少女のこと
いじめについて
初日
君は僕の「ひばり」
CDデビュー十年
歳月を経るということ
忘れられないひと月
幸四郎的奇跡について
悲劇、喜劇
現代劇について
幸せもののわたし
俊寛に思う
決断するということ
たか子の「決断」
最後の手紙
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽっぽママ
11
お二人とも文章がお上手。そして率直に役者として、私人としてその時の思いを綴っている。演じる側がこれだけ真摯に創り上げたものをこちら側は受け止めることができているかしら。2017/03/21
Koki Yamashita
5
これまで受け継がれてきた「古き良き日本」の舞台裏と、「親子の愛」がほどよくブレンドされた、素晴らしい一冊 お勧め2019/08/26
酒井一途
4
役者としての顔ではなく、藤間昭暁・隆子としての素顔で綴られた言葉が聞こえてくる。どれほどの著名人であれ僕たちと同じ一人間であって、同じように悩み苦しんでいる。そういう当たり前のことを改めて考えた。それでは分け隔てているものは何か? それは結構単純なものの積み重ねなのだろうな。しかしそこに気付けて、しかも継続して実行することができて、となると容易ではない。きっと定められた道として歩む意志のある人間であるならば、もはや意識的にやるのではなく、無意識的に日常に組み込まれている姿であるのだと思った。2011/09/19
rain.
2
読みおわったばかりなのに何回も読んでしまう!今の自分には名言集のよう。真摯に向き合う事、感情に素直に生きる事を改めて学びました。個人的には松たか子さんの『自分の足で見つけていく風景に、感動がある』という言葉が好きで共感しました!2012/02/16
aizum
2
二人のやり取りはもちろん面白いんだけど、あちこちに散りばめられた、真摯に生きてきたんだなと思わせる言葉がとてもすてきで、書き留めたくなるほどだった。2010/08/10