内容説明
授業はアートだ!子どもたちの目を輝かせ、学校を「楽校」と書かせ、親たちに「生徒になりたい」といわせる―そんな授業がここにある。迷走する日本の教育界に一石を投じる井出メソッドの全貌。
目次
第1章 あいさつからはじまる
第2章 春
第3章 夏
第4章 秋
第5章 冬
第6章 スクール・アーティスト
第7章 新しい時代の教育のために
第8章 ある親との対話
著者等紹介
梶山寿子[カジヤマスミコ]
ジャーナリスト。1987年神戸大学文学部卒業。テレビ局制作部勤務を経て、ニューヨーク大学大学院に留学し修士号を取得。並行して米国で新聞記者として勤務、のちにフリーに。現在は雑誌や新聞を中心に、社会問題や人材教育、ビジネス、人物ノンフィクションなど幅広く取材・執筆。テレビ番組のコメンテーターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のえみ
1
物凄く面白かった。時間割なく、教科の枠もなく、季節を感じ、一流の芸術に触れ、ものづくりをしながら基礎学力もばっちりつく。独創的!限りなくルール破りの、まさにアバンギャルドな授業。よくぞ公立の小学校でコレがやれたものだなあ!教育ってアートだなあ。2015/12/05
oko
0
「たったひとりの教育改革」という言葉が気になって、読んでみたけど、井出先生のルーツを知って驚いた 昭和史に残る教育者、小林宗作(トモエ学園)、斉藤公子、斉藤喜博、船戸咲子… わたしが尊敬する人ばかり 完全なる「異端児」だけど、公立の小学校でこれをやっていたんだから、すごい。むしろこの自治体に感心してしまう。たったひとりの教育改革はまさに「砂の山」、生徒にのこした教育も、現場への影響も、波にさらわれる砂の山のようにもろくはかない、けど、「砂の山を作る喜びの方が大きい」から先生はあきらめない2012/09/13
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